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川崎フロンターレ強いっていうから見てみた。

こんにちは!タクサカに来ていただきありがとうございます。

昨日何気なく「サッカー戦術ブログ」と検索したら自己のサイトが表示されていたので1人で歓喜していたタクサカです。

どうしてもブログの名前からサッカーと認識されにくいというのもあり普通に検索してもHPが出てこないのでどうしたもんかと思ってましたが

地道に積み重ねた結果やっとここまで来たかという感じです。



それも多くの人がこのブログを読んでいただいてるおかげだと思います!ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

さて、挨拶は終わりとして今回は久しぶりのJリーグのマッチレビューを書きたいと思います。

今回僕が選んだカードは【J1第13節川崎フロンターレvs清水エスパルス】にしました!



理由は、、、、今年のフロンターレは強いというのをTwitterで見たのでどんな感じなのかな?と気になったのでこのカードを選択しました。

見た感想は「確かにフロンターレ強いけど、それよりもエスパルスが良くなかった」というのが印象ですね。

フォーメーション

川崎フロンターレ 4-3-3

清水エスパルス 4-4-2

両チームの陣形は上のようになりました。

フォーメーション関係でいうと川崎が有利に働くと思いました。実際の試合も主導権を握ったのは川崎、対する清水が4-4-2でどのように対応するのか気になったとこではありました。

その辺に注目して今回は試合を見ました。

川崎のフロンターレのビルドアップ

最初に注目したのはフロンターレのビルドアップです。

まずは両チームの立ち位置関係を見てみましょう。

ボールを持つフロンターレに対して清水は図のように対応します。

この時フロンターレの場合中盤の3人は中央コンパクトに固まっている点3FWはピッチに対して幅広くポジショニングしている点が印象的です。

対応できないフロンターレ数的優位

フロンターレの攻撃の意図は至ってシンプルです。

清水は3人の中盤に対して同数を作って対応しようとします。

この状況ではフロンターレは同数なのでここで3FWと関係を作ります

例えば、シャドウの選手が少しボールを受けにポジショニングします。

この瞬間仮に相手の中盤が対応してきたら、そこにパスコースができます。

こんな感じで中盤を超えることができます。しかし、これだと少し受け手の能力に頼ってしまうので、サイドに流れているFWが内に入るなんてこともできます。

これなら、DFが前に出づらいのでより安全に相手を突破できます。

仮に相手の中盤がついてこなかったとしても、必ずどこかでは対応しなければいけないエリアが出てくるのでそう言った意味でも優勢を作り出しています。

清水はもう1人のFWがアンカーを牽制しているのでシャドウに対応することは難しくなってました。そのため中盤が対応するしかなかったのです。

いくら対応しない選択肢を選んだとしてもフリーで前向かれたくない境目があるので対応しなければなりません。しかし、対応しようとするとスペースができてしまう



これをうまく利用したのがフロンターレです。

こうなったら対応するのは非常に難しいです。実際に作っている数的優位の方法は難しいものではありませんが非常に良くできたシステムです。

受けに行くのが全てじゃないシャドウのポジショニング

中盤を同数にして対応したかったエスパルスでしたが、中々対応できないので徐々に4-4-2でリトリートの形になっていきました

立ち位置はこんな感じですね。ここで僕がすごいなと思ったのはシャドウの選手がボールに関わりいかない点です。

相手にリトリートされた場合、中盤の選手はボールを受けにくくなるのでボールを受けにいきがちになります。

こんな感じに。リトリートの場合先ほどとは違い相手が対応してきたとしてもスペースが空きにくい&味方の距離感が近いのでカバーしやすいので正直受けに行くメリットはほとんどないと考えていいと思います。

CBとアンカーの選手でFWに対して数的優位できているので尚更です。



リトリートされたフロンターレでしたが、それに対しての攻撃も素晴らしかった。

清水が中盤の同数をやめたのでアンカーに自由が生まれました。例えば、アンカーがFWで横でパスを受けようとした場合

相手の中盤が一瞬反応したら、シャドウで超えれたりできます。シャドウが関わりにこないおかげでパスを受けれます。

また、ボールサイドで数的優位ができているので、

間をフィードで狙うこともできます。足元だけでなくしっかりと背後も狙っていました。これもシャドウが関わりにいかないことで可能にしています。

この場面えぐかった・・・・・

試合を見ていて、1箇所えぐい場面がありました。

この場面の守田選手旗手選手がやばい!これがビルドアップできる選手だと証明した場面です。

42:58~

開始位置は↑↑↑↑↑

CBからSBにパスをすると同時に旗手選手がボールによります。これによって立ち位置が

このようになります。これによってスペースができることがわかります。

このできたスペースに守田選手が走り込みます。

このプレーやばすぎです。旗手選手の動きだしと同時に動き出しているので相当なスペース認識能力です。

しかも、ダイレクトでここにパスを通す旗手選手もよく来るのわかったなって感じ。

この場面は本当にすごかった、完璧な攻撃だと驚いたので思わず書いてしまった 笑

このビルドアップ感覚の鋭さがフロンターレのアンカーとして中盤を支えているのだなって思いました!!!!

まとめ

ざっとではありますがフロンターレについて書きました。

フロンターレは非常にいいサッカーを展開していると思った反面、エスパルスの対応やプレーに物足りなさを感じてしまいました

対戦相手との相性もあるので機会があればフロンターレの試合を見れればなと思いました。



フロンターレについてもう1つ思ったのは選手層の厚さですね。

今回の試合でこそ復帰明けの中村選手がいたり大島選手がいたり、ルーキの三苫選手がいたりなど

これからさらに完成度が上がっていきそうだなと思いました。

そうなったら止められるチームはあるのかな?と考えました。そう言った意味でも他のチームの状況も気になるとこではあるのでたまにはJリーグを見なければと思いました。



また、「ここいいよ!」などがあれば教えていただければと嬉しいです。今回はざっくりになってしまいすみません。

最後まで読んでいただきありがとうございました!ぜひ、コメントやSNSのフォロー&シェアお願いします!!!!

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