こんにちは!
タクサカを閲覧いただきありがとうございます。今回は7月14日に行われた、川崎フロンターレvsFC東京の試合を分析しようと思います。
この間、学生とサッカーの試合の話しになり、「最近面白い試合ない?」と聞いたら「川崎フロンターレがいいです!」という話しを聞いたので一回見てみることにしました。
普段、たまに試合を会場に観に行くこと以外で日本のサッカーを見ることは、ほぼありません。スピード感や戦術面を見ても海外の方が面白いと思っているからです。
しかし、とりあえず前半45分見たのですが、物凄く良かったです。特に川崎フロンターレのサッカーは僕のサッカー観にマッチしていると感じました。そこで今回はどんな場面が良かったのかを分析までとは行きませんが紹介していければと思います。
フォーメーション
フォーメーションは
川崎フロンターレは4-2-3-1
FC東京 4-4-2 のフォーメーションだと思います。
フォーメーション的には川崎フロンターレの方が中盤の人数が多いので、ボールを動かしやすい状況になっていると思います。
前半を通して感じたのは、川崎フロンターレの攻撃、守備を考えてもFC東京よりも上回っているように感じました。
実際に起きた場面を書きたいと思います。
2:32~2:38
中盤の選手がDFラインに加わり3バック化。もう1人の中盤とパス&リターン。
リターンパスに対してFWの1人がプレスに出てくる。
リターンパスを受けた中盤の選手は横のCBへパス。この瞬間にもう1人の中盤の選手がFWの間にパスを受けに行く。
これにより、相手の2人の選手が食いつく。
その瞬間に大きなスペースができ。逃さず使う。
たった6秒間のプレーではあったが、このプレーを見た瞬間に僕は川崎フロンターレが強いことを確信しました。理由は迷うことなく、選手が攻めるべきポイントを創り出し、迷うことなくボールを持っていっているからだ。
②、③どちらの場面も重要なプレーになっている。②の場面でCBに近いポジションでボールを受けることで相手FWが連続でプレスにくる場面を演出。
③の場面で、足元にタイミングよく入ることで、相手選手2人を釣り出すことでスペースを作り出す。そこに迷わずパスを出す。
実際スペースを創り出しとしても、パサーがポイントを見つけなければ攻撃は上手くいかない。しかし迷うことなく使えるということはチームとしてのビルドアップが徹底されているということの証だと僕は考えました。
3:01~3:09
この時点で相手が出てくることを考えて川崎の選手はポジショニングをしている。
これによりFC東京のSHを引き出す。
再び相手近くでパスを受ける。
それにより、相手2人を引きつける。
この瞬間、パスの受け手の選手が近くにいることで相手選手が連続でプレスにくる状況を演出+味方が近いので目標地点にすぐにボールを持っていくことができる。
この瞬間、2人の選手は迷わずできたスペースに走る。ボールホルダーから直接通せなかったので横にパスをする。
完全に横のパスコースを塞がれたので、ポイントが変更され、すかさずそこに走り出す。
結局、最後はやり直す状況になったが、スペースの創り方、使おうとするのが物凄く早い、常に自分の立ち位置に意味を持たせている。
6:20~
今度は守備の良かった点について書きたいと思います。
まず①のようにFC東京からのスローインの場面です。
川崎フロンターレの場合、FWが1人のため通常はプレッシャーをかけにくいのですが、川崎フロンターレは中盤を出すことでプレッシャーを成り立たせています。
以前にも説明したのですが、中盤が多いフォーメーションの場合MFがプレスに行く場合が多いです。なぜなら、相手が4-4-2の場合、中盤を1人出した場合でも数的不利にはなりにくいからです。
これを川崎フロンターレは有効に用いていました。
スローインがCBに通り、この瞬間FC東京の中盤の選手がDFラインに入ろうとします。
この機会を川崎フロンターレの選手は逃しません。そのままついていくことでプレッシャーがかかりCBはパスを探しますが見つけることができず
図3のように無理な体勢からの縦パスを入れるしかなくなりました。
たった中盤をプレスに出すだけで相手の攻撃を封じることができます。このプレスのせいでFC東京は思うようにプレーできていなかった印象です。
まとめ
いかがだったでしょうか?本当はまだまだ紹介した場面が多くあったのですが中々、紹介しきれないので今回は3つの場面を紹介してみました。
実際にこのようなポイントで試合を見ていただけたら、さらに面白いので見てもらえればと思います。
僕が以前の記事で紹介したような場面が多くあったので、物凄く参考になる試合です!攻撃や守備がなんとなく成功することはほとんどないと考えています。今回は川崎フロンターレを主に紹介しましたが
多くのチームが様々な戦術を用いるので、多くの映像を見ることがサッカーを理解する上で1番の近道だと考えています!
ぜひ川崎フロンターレvsFC東京の試合を見てみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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