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なんとなくで選手交代使ってない??

こんにちは!タクサカに足を運んでいただきありがとうございます。

ついに8月も終わってしまい9月に突入しました。時間が過ぎるのが早くて驚いていますが今ある時間を大切にしていきたいと思っているタクサカです。

最近はマッチレビュー やサッカー戦術に書いているのですが、今回も戦術的な内容になると思います。



今回のテーマは「交代の使い方」について僕なりの考えについて書いていきたいと思います。

交代といえば、今は変わってるかもしれませんが基本的には1試合の中で3人の選手交代ができると思います。その中で選手交代をする状況としては、、、、

大きく考えたらこんなところだと思います。僕自身交代について最初は深く考えていませんでした。理由は交代でそこまで流れが変わることはないと思っていたからです。

交代の重要性を知った学生コーチ時代

ちょっと昔話しになるんですが、僕が交代の重要性を知ったの学生コーチをしている大学3年生の時です。

当時の僕はある程度コーチという立場に慣れてきて、割と戦術的な理解も問題なくできていたと思います。その時の僕はアシスタントという立場にいたので

交代をするのはチームを指揮する監督になります。



僕自身その方から学ぶことは多くあったのですが、一番勉強になったのは交代についてでした。

前述したようにその頃の僕は交代について重要だと思っていませんでした。しかし、次第にその重要性について考えることになります。

当時僕が見ていたチームはその年リーグ戦を全勝優勝したのですが、それでも拮抗した試合はなん試合もありました。

ほんと試合終盤での得点やギリギリでの逆転など、そんな試合が多かったです。



そんな時ふと僕は「なぜ拮抗した試合を勝つことができるのだろう?」と考えました。そうした時に思ったのが交代した選手が結果を出すことが多かった気がしました。

交代で入った選手が得点をとったり交代した選手がビックセーブをしたり試合を勝利に近づけてくれたようなプレーをすることが多かったと思いました。

もちろん試合に勝てたのはそれだけが要因ではないと思います。しかし、影響は大きかったと思います。そこから僕は交代は重要なんだと思うようになりました。



実際にその時だった監督と交代について詳しく聞いた訳ではないので当時どんな風に交代について考えていたのかはわかりません。

しかし、間違いなく交代の手腕は別格でした。運と言われたらそうかもしれません。しかし、それだけでは表せないほど交代が当たってたと思います。

これが僕が交代についてしっかり考えなければいけないとおもった経験です。

交代する上で重要視したいこと

交代を使うとした「負傷交代」「退場による交代」「戦術的交代」の3つを挙げましたが。この中で特に意識したいのが

戦術的交代」です。

「負傷交代」「退場による交代」はやむおえずしなければならないので、意図的に何かをもたらすことは難しいと思います。

もちろん、そんな中でも大切な要素はあると思いますが、今回は戦術的交代について考えたいと思います。



僕が考える戦術的交代とは試合の状況をすぐに変えたいときやすぐに問題を修正しなければいけないような状況のとき使う交代になります。

一番わかりやすいパターンは、負けている状況でのパワープレー選手の投入です。トーナメント戦でよく見られる状況であり

時間がないのでパワープレーでゴールを目指すわかりやすい例だと思います。

もっと細かい場面であるとしたら、パワープレーのサッカーを展開しているチームとの対戦。自チームは4-1-4-1を形成するもアンカーが横の幅をカバーしきれなくなっている。

アンカーの負担を減らすためにも4-2-3-1に陣形を変えたい。しかし、シャドウの選手は守備的能力が低いので2の位置に配置できない。

そこで守備的MFを交代で投入する。特に戦術を変更する場合「戦術的交代」が非常に有効となる。

理由は、試合中に戦術変更を伝えることは非常に難しい。しかし、交代の場合「意図」を選手に伝えた状態で試合に入れるのでスムーズに戦術変更を促すことにつながる。

相手のロングフィードに対する2ndが拾えてないからDFの前の人数を増やして2ndを拾って欲しい」という感じで交代で入る選手に伝えれば良いのです。

まとめ

戦術的交代の1番のメリットは「戦術移行をしやすい」という点であると思う。もちろんケースバイケースではあるが

上手く使うことができれば試合の流れを掴むこともできるし、勝利にも近づく。交代って軽視されがちではあるが交代した選手が得点したりすることも少なくなかったりする。

だから、ピッチにいる選手だけでなくベンチにいる選手の状況も把握しなければならない「どんなモチベーションなのか」「調子はどうか」など見なければいけないところはたくさんある。

それだけ僕の中で交代は重要なものとなっている。



僕が指揮した最後の試合も2-1で勝ち越している場面、交代で入れた選手がオウンゴールして同点になったが試合の最後のプレーでその選手が得点して勝つことができた。

正直最後の交代枠だったので延長戦についても考えるべきだったかもしれない。けど、僕の中でその案はなかったし、90分でケリを付けなければと思っていた。

交代によって必ず思った通りに行くか?と聞かればそんなことはないと思うけど、思った通りなるように交代について考える必要があるのではないかと思う



今回これを読んで交代について考えるきっかけになってくれればと思います。

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