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横浜Fマリノスの強さに迫る!

こんにちは!タクサカをご覧いただきありがとうございます。

今回はJリーグも優勝チームが決まったということで、優勝した横浜Fマリノスについて書きたいと思います!今回紹介するのは、第33節横浜Fマリノスvs川崎フロンターレ の試合になります。

偶然、両チームとも試合を見ていたのでなんとなく前のイメージが残ってはいましたが、どちらも以前とは全く異なる印象を持った試合でした。

特に今回は現在首位の横浜Fマリノスにフォーカスをあてて書いていきたいと思います。

まずはお互いのフォーメーションについて紹介したいと思います。

フォーメーション

あくまでも僕の印象なので、最初のフォーメーション紹介とは異なっていると思います。横浜Fマリノスは前半と後半でフォーメーションを変えていたと思います。

特に横浜Fマリノスは前半4-2-1-3のように見えました。あんまり見ないような形だったので理解するのに時間がかかりました 笑

横浜Fマリノス 攻撃起点

さて横浜Fマリノスの攻撃ですが、注目する点はサイドバック、中盤の3人の選手です。この選手が横浜Fマリノスの攻撃の起点になっていると感じました。

実際の場面を紹介する前に簡単に攻撃の起点の作り方を紹介したいと思います。

横浜Fマリノス ビルドアップ

川崎フロンターレは4-4-2です。フォーメーション的に横浜Fマリノスの方が中盤の枚数が3人のため、その特色を生かしています。

注目したいのは中盤の捕まること、中盤が引き出すことの2点です。まずは中盤の捕まる点について。

中盤の数的優位を活かす。

ビルドアップの捕まることで重要なのは、いかに黒でマークした選手をフリーにさせるかです。横浜Fマリノスは中盤での数的優位ができているため、この関係性が重要となります。

川崎フロンターレは4-4-2のため、横浜Fマリノスの3人の中盤を捕まえることは不可能になります。

例えば図2のようにボールホルダー(CB)に対して2人の中盤がパスコースに入ります。

これに対して、川崎の中盤2人が対応しようとします。そうすると・・・・

横浜の1人の中盤がフリーの状態を作り出され、攻撃されるという状況が多く見られました。

加えて、横浜前線の3トップが川崎の4人のDFを止めているので前にインターセプトに行くことは難しくなっています。これが横浜の攻撃パターンの1つだと僕はみました。

この止める役割については以前の記事で書いているので下記リンクから読んでみてください!

相手選手を引き出す&引き付ける!

2つ目は相手選手を誘うポジショニングです。この誘うポジショニングの取り方は左右で違う印象でした。

右サイド

まずは横浜の右サイドの数的優位の作り方です。

右サイドはSBに高い位置を取らせます。

これに対して川崎の左SHはDFラインに吸収されません。それに対して横浜の中盤がCBと高い位置をとったSBの間にポジションを取ります。

このポジションをとった時点で横浜は右サイドに数的優位を作り出しています。

重要なのは相手の左SHを引き出すポジションを取ることです。

川崎SHを引き出すことで川崎SBに対して2v1が作り出され、簡単にサイドで起点を作ることができます。

これにも先ほど説明した止める役割が機能しており、仮に川崎SBがそれを無視して前に来た場合は・・・

同じタイミングで背後を狙えばいいのです。むしろSBはこれを懸念して前に出てくることはほとんどないと思います。

これが右サイドの起点の作り方だと思いました。

左サイド

今度は左サイドです。

左サイドでは右サイドのようにSBが高い位置を取ったり、中盤の選手がDFラインまで入ることはあまりなかった印象でした。

代わりに左SBが中盤の役割を持っていたように見えました。

図11のように左SBが川崎の中盤の後ろに潜り込むような場面が多く見られました。川崎は2FWなのでGKや3バック化するなどしてボールを持っている時にSBがこのようなポジショニングをとっていたと思います。

SBに内側に取らせることで・・・・

中へのパスコースorサイドへのパスコースを作ることができます。川崎右SHが横浜SHのパスコースを消せば、中へのパスコースが。反対に中へのパスコースを消せば横浜SHへのパスコースができる仕組みです。

これがいわゆる偽サイドバックと言われるやつだと思います。

重要なのは後ろが安定していることが条件的にはあると思います。横浜は中盤の枚数が多いので1人をDFラインに入れたとしても2人の中盤がいるので特に問題ではありません。

むしろSBを中盤の入れることにより、流動性が生まれ川崎的には守りにくくなっているのではないかと考えます。

仮に川崎右SBが前に出てきた場合は中盤の選手が背後を狙うことができるようになっています。

常に優位性を作り出すことができている状況だった印象です。

これが左サイドの攻撃の仕方だと僕は思いました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は今シーズン優勝果たした、横浜Fマリノスの試合を見て僕が感じたことについて書いてみました。今回の試合で感じたのは横浜Fマリノスは後半4-4-2にフォーメーションを変えたように感じました。前半の時点で川崎は横浜の攻撃を捉えられなかった印象があったので、後半で形を変えたのは非常に驚きました。

なんで変えたのだろう?スコア的に勝っていたので、川崎と同じフォーメーションにすることでマークとかが明確になり安定して守れるのかな?など考えてしまうところがものすごくおもしろ点ですね 笑

実際のところは全くわかりませんが改めて思ったのは自由度の高いフォーメーションは物凄く面白いと思いました。自由度が高いと選手全員のイメージの共有が重要となるので、今回紹介した横浜Fマリノスはチームとして攻撃の仕方やイメージが洗練されているなと感じました。今シーズンはJリーグは3試合ほどしか見てはいませんがとても参考になる試合でした。

横浜Fマリノス優勝おめでとうございます!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!ぜひコメントなどお待ちしております。

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