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ペップvsモウリーニョ 敗戦も魅せるポジショナルプレー

こんにちは!

タクサカに足を運んでいただきありがとうございます。前回、「」について書いたブログに関して多くの方が見ていただいて嬉しい限りです!今後どのように動いていくかなど具体的には決まっていないのですが、なんとかやっていこうと思います!

さて、今回は 【2020/2/3プレミアリーグ第25節トッテナムvsマンチェスターシティ 】戦の感想+α書いていきたいと思います。

この試合の結果は0-2でトッテナムが勝利する結果となりました。



僕が見た印象ではマンチェスターシティ の方が良い試合はしていたなと感じました。決定機の数などを見てもトッテナムを圧倒している印象でした。

しかし、これがサッカーの難しいところで、いくら良い内容の試合をしても得点できなければ勝つことはできません。そういう意味ではPK失敗、多くあった決定機を逃すジンチェンコの退場など中々、勝ち試合にすることはできませんでした。

そんな中でもマンチェスターシティらしさが出た場面があったので今回はその紹介をしていければと思います。

フォーメーション

フォーメーションは上のようになってたと思います。

4-2-3-1と4-1-4-1はポジション的にはピッタリフィットする陣形同士になります。そのため、プレスがしやすかったりします。

どうしても中央に選手が多い陣形であるので、マンチェスターシティ は中央へのパスが少なかったように思います。

これぞポジショナルプレー!!!!

試合に敗戦してしまったマンチェスターシティ ですがこれぞポジショナルプレーだ!というようなプレーを見せてくれました!!!!今回はそれを紹介したいと思います。

05:50〜

立ち位置のスタートはオタメンディーからフェルナンジーニョへのパスでスタート。

この時、すでにポジショナルプレーとして成立しています。以前説明したようにポジショナルプレーは立ち位置でどうするかが求められます。この瞬間にポジショニングで優位性を作り出しています。

この場面で大きな役割を担っているのは1トップのアグエロ選手です。

どういう役割があるのか?それは、、、、、、

数的優位性を作り出すということです。え?そんなの当たり前でしょ?って思うじゃないですか。でもこれを担うのはアグエロ選手【CF】がこのポジションを取った方が良いんです。

まずこの場面で考えたいのはサイドへの数的優位性です。アグエロ選手が落ちることでサイドに3v2の状況ができていることがわかります。

この状況でボールホルダーに強めのプレッシャーがかかっていなければ、DF2人に対して、パスコースが3つあるので攻撃側が有利なことが見てわかります。

ここで、抑えておきたいポイントが2つあります。

①なぜSHではなくて、FWなのか?

②パスを受けに行く位置。

この2つに関して理解しておくといいと思います。

①FWが落ちた方がいい理由、、、、

FWがパスを受けに行った方がいい理由があります。それは、相手のDFラインが関係しています。

仮にSHがパスを受けに行ったとしましょう。今回はわかりやすいようにアグエロ選手が取った場所にSHがポジショニングしたとします。

このような状況になります。FWを落とした時と大きく違うのは、相手DFの前に立っている位置の違いです。

SBとCBの間にいるかCBとCBの間に立っているかの違いです。これが非常に重要なんです。サイドで数的優位を作りたい場合、SBとCBの間にいた方がいいです。

それは、もしそこにいなければ、、、、

赤で示した、選手が受け手に対して迷わずプレスに行きやすくなるためです。自分の見るべき選手がいないため、そのような状況を作り出されてしまうのでSBとCBの間に選手がいた方がいいのです。これがFWを落とした方がいい理由の①です。


ここで1つの疑問が生じます。それは、FWがサイドに流れれればよくね?っていう疑問です。これに関しては取りたいスペースが関係していると考えます。

仮に相手のDFがパスを受けに落ちた選手についてきたとしましょう。

SHの選手が落ちた場合、同時に対応したとしたらSBの選手が対応したとします。

こうなった場合、SBが前に出てくるのでサイドにスペースができます。空いたスペースにFWが抜けるとサイドに起点を作ることができます。

これが、FWが落ちたとしてDFがついてきたとしたら、どうでしょうか??

中央にスペースができます。ゴールに近いのはどっちかといえば、確実に真ん中を取れた方がいいので、これがFWがサイドに流れるより、FWが落ちた方がいいと考える理由です。

もう1つ気にしたいのは、選手の特徴です。

これは至っては簡単な話しなのですが、、、、

アグエロ選手・・・足は早くないがテクニックはスターリング選手よりある。

スターリング選手・・・・足は早いがテクニックはアグエロ選手よりない。

という特徴があります。もちろん2人ともトップレベルの選手なのでテクニックも異次元に高いです。しかし、2人の能力を考えたときにアグエロ選手が落ちてスターリング選手が背後を狙うような関係性にした方が確実に相手は嫌だということです。

これがFWが落ちた方がいい理由だと考えます。

②パスを受けに行く位置、、、、

次はパスを受けに行く位置についてです。

これに関してはアグエロ選手が立っている位置が関係しています。アグエロ選手はこの瞬間相手のMFと同じ位置に並んでいることがわかります。

MFで同じラインに存在することで、相手のDFが前に出てくることを防いでいます。基本的に相手のDFがMFと同じラインまでプレッシャーに行くことは少ないからです。

つまり、この形を作った時点でポジショナルプレー 的なポジションの優位性を作り出しているということです。

これがポジショナルプレーの醍醐味であり、立ち位置で優位性を作り出しているのです。もう1場面これと似たような場面があったので紹介したいと思います。

54:49〜

場面のスタートはフェルナンジーニョ選手からオタメンディー選手へのパスで始まります。

この場面でポイントなる選手はアグエロ選手とデ・ブライネ選手の2人です。

オタメンディ選手にパスが通るった時点で、相手のSHがウォーカー(SB)よりに前に出てきます。

前に出てくることで、わずかにそこにスペースができます。

つまり、マンチェスターシティ 的にはこの瞬間は黄色のエリアに持っていきたいことになります。

オタメンディ選手がパスを出す瞬間、アグエロ選手たデ・ブライネ選手が関係性を作り出す動きをします。

アグエロ選手が中に動き出すと同時にデ・ブライネ選手は空いたスペースに顔を出します。この場面で重要なのはアグエロ選手が中に動くことです。これにより、相手のMFが中に一瞬重心をかけることで、デ・ブライネ選手へパスが通りました。

このようにして数的優位を作り出し、攻撃を優位に進めているのです。この時ウォーカー選手の立ち位置で相手SHを引き出していたり、何気ない立ち位置から優位性を作り出しているのです。

これがポジショナルプレー だと僕は考えています。

まとめ、、、、

今回はポジショナルプレー を理解するのにいい場面があったので紹介して見ました。

マンチェスターシティは絶え間なく優位性を作り出そうとポジションを取っています。映像で見ると見れる場所が制限されているのでわかりにくいのですが、

実際に観にいくと、本当にずっと動き出しています!驚くほどに

ぜひ機会があれば生で観戦していただければと思います。




今回の試合は流れも勢いもあっただけに、もったいない試合だと思いました。しかし、モウリーニョ監督の手腕の凄さが垣間見えた気もします。本来であれば左のウィングはソン・フンミン選手なのですが、

この試合では左のウイングはこの試合デビュー戦の選手を起用し、その選手が得点しました。また、負傷交代によりソン・フンミン選手が左のウイングに入ると、すぐさま得点など

選手起用が結果を出したことは監督の判断の良さがわかります。やはり、モウリーニョ監督は只者ではないと思いました。笑

今回紹介できなかった場面がまだあったので、ぜひ時間があれば注目して見てただければと思います。

いつもこんな感じで書き出して、話題に合う場面を紹介するような形でブログを書いています。笑

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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