こんにちは!タクサカをご覧いただきありがとうございます。すっかり寒くなってきて、雨の日の練習が嫌になってくる季節になりましたね。ほんと雨の中は寒すぎてやばいです 笑
よく金沢にいるとき雪の中やっていたなと自分ながらに感心しています 笑
さて今回のタクサカのテーマは、、、、、
サッカーの同時性(連続性)を意識しろ!!
です。
サッカーではoff the ballの動き(ボールを所持していない時)が多いと言われています。それゆえにoff the ball の動きが重要だということは皆さんも理解していると思います。
良く指導者の方は選手に「FW関係を意識しろ」「2列目の抜け出しがない」「3人目の関係を作れ」とコーチングすること、されたことはありませんか?
簡単に言えばこれらの動きはどれも同時性が重要となっています。さて、同時性とは何か?これは言葉のように至ってシンプルなものです。
例えば図1のように赤でマークした選手の背後を狙いたいとき、
青でマークした選手が図2の立ち位置で走り出すのと図3の立ち位置で走り出すのとでは、全く異なった状況になります。
CBへのプレッシャー強度によって様々ですが、仮にプレッシャーがない場面を想定した場合、明らかに図2から背後狙う動きの方が有効だと考えます。
なぜか?それは赤のDFに対して同時性が働いているからです。1人の選手が2人の選手を見るのは物理的に不可能です。しかし、試合の中ではプレッシャーなどでタイミングを予測することができ、ラインバックやセカンドボールの動きにつながっています。
1人の動きに対して同時性を作る時間がかかるほど、DFが対応を考える余裕ができてしまうということです。
そのため、同時性が必要だということです!
今は2人の関係で書きましたがこれを11人全員が理解していることが必要であると考えます。そのためには以前書いた攻めるべきポイントを理解することが重要です。
まだご覧になってない場合は下記リンクから読んでみてください!
攻撃のポイントに対しての攻撃の時間が0秒に近いほど、DFは対応できないということです。
これは練習中から意識させることが必要となります。
TR3v3+2S
最近、様々な練習をしたり見たりしますが結局どんな練習をしようが大きな目的は同じなのだと思うようになりました。
例えば3v3+2S
AT
・under3タッチ
・Sを使いながらボールを保持する
・Sにパスをつけたら攻撃方向が変わる
DF
・ボールを奪取しSにパスをつけたら攻守交代
Server
・under2タッチ
・常に攻撃側のサポート
至ってシンプルなメニューです。しかし考えなければならない点は多いです。
それは一本目のパスから。
例えばSからのこのパスから考えなければならない点は
- ①ATに対するDFの有無
- ②攻撃ポイントの出現
- ③ポイントに対するサポートとワンツーによる同時性
または、
- ④パス&リターンによる3人目での同時性
- ⑤Serverを使い3人目での突破
簡単に起こりそうな場面を書いてみました。イメージしたら書き切れないですね 笑
重要なのは全員が攻撃のポイントを理解し、できるだけ同じタイミングで動き出すこと。
たった一本のパスでもこれだけ考えられるのですから、試合となればもっと広く視野を持ち、考える必要があります。
しかし、試合のフィールドはもっと広いので、ボールの移動中など考える時間がより多くあります。そのため、紹介した練習のように狭いコートではより速く、より正確さが求められます。
そのような練習を繰り返すことで、個人、チームのレベルアップにつながります。加えて、狭いスペースではうまくできて、試合になったらできないということがあれば、それは考えられていない証拠です。ただ個人としてのスキルが上がっただけでしょう。
もちろん個人のスキルを伸ばすことは重要です。しかし、個人のスキルと共に考える力もつけさせてあげましょう。それにより、鬼に金棒です。さらなるレベルアップができます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は同時性について書いてみました。同時性について考えられれば、攻撃のタイミングを理解することです。良くあるタイミングの悪いパスによるオフサイドも防ぐことができます。
オフサイドになるということはタイミングがあっていない証拠です。
同時性なんて、感覚で行っている場合がほとんどです。しかし、もしできないのであれば具体的に伝えてあげることが必要です。そんなに難しい話ではないので意識すれば簡単にできると思います。何気なことではありますが、これだけ攻撃の質は大きく上がると思います。
上手い、強いチームはこれを無駄なく行っています。それが得点につながるわけです。
簡単に書きすぎました。もしわからないことや疑問があればコメントしてもらえれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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