こんにちは!タクサカに来ていただきありがとうございます!
先日バルセロナvsビジャレアル戦のマッチレビュー をあげたのですが、Twitterなどのトレンドを見るとやはり久保建英選手についての話題が多くありました。
わずか15分と言う出場時間の中で高パフォーマンス見せたのでファンからは「なんでクボ使わないのだ!!!!」と批判が殺到したと言う話しもあるくらいです。
こればっかりは結果論な感じがしてなんとも言えないですが、エメリ監督自体も難しい判断をしているのは間違いないと思うのでこれからに期待していきたいとこではあります。
今回はバルセロナ戦を見たついでに僕なりに久保選手を分析したよって感じに書いていこうと思います!
久保選手の強みはドリブルだけじゃない!
皆さんが知っての通り、久保選手の強みは圧倒的テクニックなのはわかると思います。
特にドリブルに関して言えば群を抜いていることは一目瞭然だと思います。しかし、実際にはそれ以上に持っている能力があります。
それは「スペースの認知能力」が非常に高い点です。
仮にドリブルが上手かったとしてもボールの受け方が下手であればもはやドリブルさえできません。そういった点でボールを受けるために必要になってくるのはスペース認知する能力です。
ここで言うスペースを認知する能力というのは「その瞬間にあるベストなボールを受けられる場所」といったイメージでしょうか
相手が対応しにくい場所でボールを受けるようなイメージで大丈夫だと思います。
その能力が久保選手は非常に高いとバルセロナ戦の15分を見て感じました。
78:57~
MFから落ちたFWにパスした場面。FWが相手を背負った状態でパスを受ける。
相手のプレッシャーを受けているので久保選手まで距離が遠くパスを出せない。
そのため、FWがボールを受けると同時にFWの下の位置までボールを受けに行く。
この位置を取ることでバルサのSBが対応しSBにスペースができる。
あるいはショートパスを受けてターンできる。
この瞬間FWの下の位置をポジショニングしているのでバルサのCBは前に出れないのでショートパスの選択肢もありだと思う。
久保選手がこの位置にポジショニングしただけでビジャレアルの攻撃の幅が広がっていることがわかる。
82:16~
MFからFWへパス。この瞬間相手のCBがFWに対応するために背後に若干のスペースができる。
このスペースに久保選手はすぐさま反応。
FW同士のワンタッチプレーで久保選手がフリーでボールを受けれた。
この場面のように久保選手のスペース認知能力がわかる場面であった。
チームのための自己犠牲を惜しまない
ボールを持った方が脅威となると思われがちだが、チームとしての動きも怠らないのが久保選手。
おそらく自分でもボールを受けたい気持ちはあると思うが、15分の中で見せたプレーで多かったのは味方を活かす動き出しだった。
88:35~
バルセロナのパスミスからカウンターのような場面。FWからMFへパス。
この瞬間久保選手が背後へ動きだしを見せる。
これによって相手のバックラインも下がる。
それによってFWへのスペースが広がる。
カウンターの場面ではあったので相手も後ろに安パイに対応するため。久保選手の動きにつられた。
この動きによってパスは出なかったもののFWにフリーの場面が作られた。これ以外の場面でも
↑↑↑↑のようにSBの背後を取る動きも多く見せた。左利きでここのランニングは実際自分が受けるのにはあまり有効ではないが
それ以上に他の選手にスペースを与えたりできるので非常に良い動きをしていたと思う。
このような動きでチームを助けた場面も見れた。
まとめ
個人技に注目されがちだが、実際には違う。良いドリブルをするために賢い頭脳も必要。それを証明しているかのような15分であった。
15分という短い時間の中で最高のパフォーマンスを見せた久保選手。
レアル側もこの扱いに関しては心配している感じもなく、今後に期待を強めている雰囲気であった。エメリ監督としても才能ある選手のため
扱いに慎重になるはのは当然だと思う。
しかし、今回の状況を考えると久保選手がスタメンに入るのも遅くはないかなって感じでしたね。また彼のプレーを見れる日が来ることが非常に待ち遠しいです。
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