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SBに何故高い位置とらせる?(ビルドアップ)

こんばんは!タクサカをご覧いただきありがとうございます。

最近、忙しくて中々ブログを書いている余裕が無く久しぶりの投稿になりますが、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

さて、今回はビルドアップにおけるSBの高ポジションが与えるサイドの優位性について書きたいと思います。

僕の中では、ビルドアップではサイドの方が中央よりも簡単に優位性を作れると考えています。

フォーメーションにもよるのですが、基本的に各サイドはSHとSBの2人しかいません。これが大きく影響しています。つまり、ビルドアップに気にしなければいけない選手が2人だということです。

これが中央になると、CMFやCBを気にしなければならないため、考えなければいけない点が多くなります。これがサイドだと少なくなるので優位性を作りやすいと考えます。

では実際に図を用いて説明したいと思います。

図1のように赤4-1-4-1青4-4-2のチームがあり、赤がビルドアップする場面があったとします。今回はサイドの優位性について説明するのでサイドの場面を切り抜こうと思います。

僕は基本的にSBには高い位置をとらせるように指示します。出来るだけ高い位置(相手最終ライン)を取るように伝えています。

図2のようにSBを高い位置をとらせると、相手SHが起こす動きは2つだと僕はかんんがています。それは

①そのまま、高いポジションを維持

②DFラインまで落ちる

以上の2つが僕の中では考えられます。実際どちらの場面でもSBを高い位置を取ることで優位性を取れています。

相手SBが食いつくパターン

まず①の場面で考えてほしいのは、相手SHがDFラインに下がらないことでSBに対して2v1の状況を作り出せています。ということはSBにパスを通すことを考えればいいということです。

しかし、図を見てわかるようにこの状況ではSBにパスは通りません。ではどのようにパスを通すのか?ここでSHの出番です。SHが相手SHとMFの間のポジションを取ることで、SBのパスコースを作ります。

サッカーにおいて基本的には中へのパスコースを通されることは簡単に置いてかれる原因となるので、自然と中への受け手が存在すると通されたくないので内に寄ります。これによりSBへのパスコースを生み出すことができます。

SBにパスが通ればここからはイメージの共有は必要ではありますがDFが守ることは難しいです。

例えば

①SBにパスが入った瞬間にSHがサポートに入りワンツー

②SBにパスが入った瞬間にSHが背後に走り、そこにSBが1タッチで流す。

などもちろん他にも色々な優位性を作ることができます。

では、今度はSHがDFラインに入った場合の優位性の作り方を紹介したいと思います。

相手SBが食いついて来ないパターン

③相手FWが後追いになっている状況です。

SHが空いたスペースにパスを受けに行きます。これにより相手SBが起こす行動は2つです。

①SHにそのままついてくる。

②SHについて来ず、そのままのポジションを保持する。

①、②どちらの状況も優位性を作っています。

例えば

①のようにSBがSHについてくれば、DFラインに穴ができ、そこを1発で狙うことが可能になります。

②のようにSBがついて来なければ、SHにフリーな状況を作り出すことができます。フリーな状況を作りだせば、展開、ドリブルなど多くの選択肢を持つことができます。特に攻撃側は前向きな状況なので背後のボールに対しては守備側よりも優位性を保つことができます。(足の速さの違いはありますが)

まとめ

いかがだったでしょうか?今回はSBが高い位置をとらせることで起きる、サイドの優位性について書いてみました。実際には周りに多くの選手がいるので、気にしなければならない点はありませんがお互いの認識があれば簡単に優位性を持たせることができます。

でも、注意しなければならない点はいくつかあります。例えばSHかSBどちらかが中のポジションを取らないと成立しません(とらなくても超える方法はありますが・・・)SBが前の意識を持てず、足元で受けようとして高い位置からボールを受けに落ちてしまうボールの失い方が悪いとSBが置き去りになってしまうなど気にしなければならない点は多くあります。



しかし、そのような点は簡単に修正できる点なので、まずは試してみることが重要だと思います。

チームによってはSHが足元で受けるのが苦手な選手もいると思うので、自チームの選手を活かしたビルドアップを考えることが重要です!

あくまでも参考として見てもらえればと思い書いて見ました。少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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