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マンチェスター・シティ守備戦術に迫る!!

こんにちは!タクサカを閲覧いただきありがとうございます。

もう1年が終わると思うと物凄く早く感じます。しかし、日本のシーズンはほぼ終わりですが海外はまだシーズン中であります。

久しぶりにマンチェスターシティの試合を見たので今回はマンチェスターシティの守備について書きたいと思います。今年はなかなか試合を見れていないのですが、それでも昨年と比べて守備のはまりが悪い気がします。今回はそこにフォーカスして書きたいと思います。

マンチェスターシティ プレスの方法

まずはマンチェスターシティ のプレスのかけ方について説明しときます。

マンチェスターシティのプレスのスイッチになるのは4-1-4-1におけるシャドウの選手です。上図の青でマークした選手がプレスの起点となります。

さらに加えると基本的にプレスで前に出るのは右側のシャドウになります。理由まではわかりませんがデ・ブライネ選手が豊富な運動量を持ち合わしているからではないかと考察します。

シャドウがプレスの起点にする理由は、、、

①1トップだけだと2人もしくは3人の相手CBにプレスをかけられない。

②最短距離でカバーできる。

以上の2点があるのではないかと考えます。

シャドウをプレスに行かせるメリット

まず①について当然のことですが、、

FWが1人で2人のCBに対してボールを奪いに行くのは物理的に難しいです。そのため中盤の選手が助けに入る必要があります。

これが4-1-4-1の特徴ではあるのですが、4-4-2とは違いFWの人数が少ない分、中盤の選手が多くなっています。そのため中盤の選手を1人出したとしても人数はいるのでさほどピンチにはなりにくくなっています。

もう1つ中盤を出すと大きなメリットがあります。それは、、、、、

相手が迷うという点です。どういうことか??

4-4-2は最初からFWが2人います。そのため立ち位置で自然とプレッシャーになっています。しかし4-1-4-1は1人しかFWがいないため相手CB側は2FWよりも安心してボールを保持することができます。

けれども、4-1-4-1の場合シャドウがプレスに来ると考えたらどうでしょう?

CBが安心してボールを動かしているときに、いきなり相手の選手がプレスにきたら、、

おそらく驚きますよね?それによって相手のCBは考えなければなりません、プレスの状況や味方の状況を。けれどボールを受けながらそれらを考えることは容易ではありません。2つ以上のことを同時に行うのは簡単ではありません。

サッカーのプレスにおいて重要なのはボールホルダーに迷いを与えることです。考えさせることでプレーが遅くなることでボールを奪いやすくなります。

加えて4-1-4-1の厄介なところはアンカーの選手がそれをコントロールできることです。

中盤がプレスに来るわけなので、その瞬間相手がボールを持っていきたいのはそのスペースになります。

しかし、これはマンチェスターシティ の罠にハマっています。シャドウがスタートした時点でアンカーの選手は状況見てプレスに行くかどうかを判断します。

例えばシャドウの選手のプレスが相手CBに対して強めにかかっている場合、

足元のパスコースは消えているため、背後へのボールへの2ndボールのケアに入れば良いのです。

逆にプレスが弱い場合、、、

アンカーの選手がカバーをしてインターセプトが狙えるのです。

これが4-1-4-1の強みだと僕は感じています。これを同時に行うのでボールホルダーの選手は後ろに逃げたくなります。そうなればラインを押上げ、さらに高い位置からのプレスを行うことができます。

何故シャドウの選手がいいの?

次は②の最短距離でカバーできるということです。

上記で軽く触れたのですが、重要なのはアンカーの選手の役割です。アンカーの選手を機能させてあげることが必要となります。

これはいったてシンプルな問題です。

では仮にRSHをCBにプレスに行かせたとしましょう。

このとき重要なのは距離と時間です。

SHシャドウどちらの方が相手CBに辿り付くのが早いか?

SHシャドウのカバーをしやすいのはどちらか?

もうお分かりですよね、どちらにしてもシャドウに行かせた方がプレスになりやすくカバーしやすい状況を作り出すことができるのです!

これがシャドウにプレスを行かせる利点だと僕は考えます。

プレスは時間がかかればかかるほどボールホルダーに考える時間ができ、プレスを回避されてしまいます。そうならないためにも連動が必要なのです。マンチェスターシティ はこれを守備のベースにしているのではないかと見ています。

分析された守備戦術・・・

昨年はこの守備の形で相手チームが前線にロングフィードを入れてくれる場面が多くありましたが、今年は明らかに分析されているなと感じています。

特にリヴァプールと対戦したときそれを強く感じました。

先ほど説明したようにマンチェスターシティ の守備の要はアンカーの選手です。つまり攻撃側はアンカーを機能させないようにすればいいのです。

こんな場面がありました、

リヴァプールのCBからCBのパスに対してシティの選手がプレスに出ます。

それに対してアンカーの選手は同時に空いたスペースを埋めにいきました。

その瞬間1タッチでCBかSBにリターンパスをするような状況がありました。すみませんCBかSBにパスしたかまでは覚えていません、、、、

しかし、見てわかるようにアンカーの選手は置き去りにされてしまっています。

こうなってしまうと数的不利な状況を作られてしまします。

この場面を見た瞬間、あ、分析されているなと思いました。ましてやリヴァプールの強力な守備があるので手に負えないなと見てて思いました。

リヴァプールは守備にフォーカスされがちですがビルドアップもめちゃくちゃ上手いです。笑

それについてはまたどこかで書いてみたいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はマンチェスターシティ の守備戦術について書いてみました。攻撃に注目されがちなマンチェスターシティ ですが守備戦術もしっかりしています。

ただ今シーズンはラポルト、ジンチェンコの怪我などCB不足に陥ってしまっているので難しい部分はありますがまだシーズンはあるのでここからの巻き返しに期待したいところです!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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