こんにちは!タクサカにきていただきありがとうございます。
すっかり、毎日が涼しくなってきて秋の訪れを感じているタクサカです。サッカーに関しても新たなシーズンが開幕するなど非常に楽しみな流れになってきています。
海外サッカーがオフシーズンだったので日本のサッカーを見ることが増えていましたが、やっとプレミアリーグが開幕したので久しぶりのプレミアリーグを見ることにしました。
今回見た試合は【20~21プレミアリーグ第1節リバプールvsリーズ】の試合です。
作シーズン優勝のリバプールと昇格組のリーズがどんな試合を見せてくれるのか非常に楽しみでありました。
リーズといえば、奇才と言われるピエルサ監督が指揮をとり、どんなサッカーを展開するのかも注目でありました。
前にリーズに関しては有料記事の方で一度見ただけでそれ以来は見ていないのでそこからどんな風に変わったのかも気になる所でした。
フォーメーション
リバプール 4-3-3
リーズ 4-1-4-1
両チームの陣形は図の通りです。両チームともに使い慣れた陣形を採用しています。
一回では分析できなかったリーズ守備戦術
この試合を分析する上で一番苦戦したのはリーズの陣形を把握することでした。
なぜ、把握することができなかたのか?答えは至ってシンプル。リーズがマンツーマンの守備戦術を採用していたからです。
マンツーマンとは1人に対して1人が対応することです。
全部のポジションがマンツーマンなのではなく、僕的には黄色で囲ったポジションの選手のところがよりマンツーマンであったと認識しています。
基本的に自分の守備ポジションを捕まえる形になっていました。
これがリーズを理解させることを難しくしました。リーズのマンツーマンが極端すぎるからです。
例えば、、、、
試合の流れの中で左のFWが右サイドまで行ったとしましょう。
普通であれば、逆サイドに行った選手についていくことはありません。しかし、リーズはこれについて行くのです!!!!
普通に考えてありえない!誰がこんな状況を想像できますか?笑
僕はサッカーを理解するのにフォーメーションを見て理解します。フォーメーションを見れば誰がどう動き、何をしたいのかが見えてきます。
基本的にある程度陣形は動くことがないので理解することは難しくありません。しかし、今回は違った。これがいつも見ているチームであれば選手が誰だかわかるのですが
あんまり見ないチームだと正直わかりません。
それに加えてこんなにも選手が動いていたらフォーメーションもクソもありません。笑
最初見たときは90分間ずっとリーズの陣形を考えすぎて全く内容が入ってきませんでした。2回目でやっとこれがマンツーマンだと理解しスッキリしました。
まあでもまさかここまでマンツーマンだと驚きました。「普通じゃない」これが正直な感想でした。
さすがは奇才だわ、、、、って感じです。
ちょっと脱線しましたが、ここまでマンツーマンだと大きく穴ができそうですよね。
この穴はアンカーor同サイドのSHがカバーしていた。
さすがにこのスペースはカバーしないといけないので状況によってアンカーがカバーするのかSHがカバーするのかって感じでした。
マンツーマンで難しいのは誰が空けたスペースを一時的にマンツーマンを外して埋めるかの判断と関係性が難しい点です。
状況によっては自分のマークを外さなくてはいけないので、その判断能力あるいは、誰がマークを外すのか味方との関係も把握しなければならないからです。
しかし、リーズは難なくそれができていたので完成度が高いなと感じました。
素晴らしい攻撃を見せるリーズ
一番驚かされたのは守備の面でしたが攻撃でも素晴らしいプレーを多く見せていました。
リーズの攻撃はよくあるポジショナプレーのポゼッション型のチームです。今試合のポイントは、、、
- 3バック化しないアンカー
- 相手の背後に潜るシャドウ
- 的確なロングフィード
僕が考える注目点はこんな感じです。
3バック化しない方がいい理由
最初の注目点として3バック化しない点があります。
以前に他の記事でも書いたかもしれませんが3FWに対して3バック化は有効ではないと考えています。理由は同数の対面だとプレッシャーを受けやすくなってしまうからです。
ちなみにこの試合はリバプールが4-3-3のため対面は↓↓↓↓↓
3バック化しないことにより、パスコースを作り出すことができます。
例えば、、、
というようにどちらかがフリーになるような状況を作ることができます。
しかし、これがアンカーによって3バック化してしまうと。
DFに外を切られたら前に行ける選択肢がドリブルしか無くなってしまう+前線が数的不利になっているのでパスを受けることも難しい。
そのため3バック化しない方がいいと考える。
相手の背後にシャドウがいた方がいい理由
次のポイントしてシャドウが相手の背後に潜るポジショニングが考えられます。
こんな感じの立ち位置です。この立ち位置を取ることで
相手が捕まえにくい状況を作ることができます。これが相手の前にポジショニングしてしまうとボールと自分が対応すべき選手を同一視することができるので対応しやすくなります。
対応しやすいということはそれだけプレッシャーがかかりビルドアップを阻害することができるので
相手の前にポジショニングしない方がいいと考えます。
しかし、この場合は相手と自分の中盤が同数なので前に立たない方がいいというだけで相手の中盤が2人のような場合は相手の前にポジショニングするパターンはあると思います。
今回はリバプールとの関係性で背後にポジショニングした方がいいということです。
ポゼッションするならこのロングフィードは必要
ポゼッションをする上で絶対にできた方がいいロングフィードがあります。
それは、中盤の脇を通すロングフィードです。
ポゼッションする上で絶対ハマる状況はあります。そういった時に前線に意図なくボールを蹴ってしまうのは非常にもったいないです。
そのため、狙いあるロングフィードをする必要があります。
状況としては相手からのプレッシャーによってGKがパスコースがないような状況です。この場合有効となるのが、
ここへのロングフィードです。
ここへのロングフィードは相手の中盤&SBが対応に移動時間があるのでパスが通る可能性があります。
また対応するということはスペースを空けることになるので攻撃の起点にもなりえます。
実際にリーズが起こした状況は、
ロングフィードに対応したDFが空けたスペースにシャドウが存在する。
ワンタッチでシャドウにパスして、フリーでターン。
確かここから得点になった場面もあったと思います。ハマったような場面でも攻撃につなげるロングフィードはぜひ参考にした方がいいと思います。
ちなみにこれはマンチェスターシティも結構やります。ポゼッションするなら必ず覚えていた方がいい戦術です。
まとめ
今シーズン開幕戦。まさかこんな試合になるとは予想もしてませんでした。
正直リーズのマンツーマンを分析するのはとても1試合ではなかなか難しいのでそこは徐々に理解してみなさんにフィードバックできればと思います。
攻撃に関しては結構シンプルでわかりやすいで非常に参考になると思います。
久しぶりにこんなにワクワクした試合が見れて鳥肌が立ちましたね。間違いなく僕の中で今シーズンの注目チームはリーズユナイテッドで間違いありません。
やっぱり新たな発見が多くあるのでサッカーを見ることはやめられません。
攻撃と守備1部でも通用するリーズのサッカーには今後も目が離せません。
最後まで読んでいただきありがとうございました!ぜひ、コメントやSNSのフォロー&シェアお願いします!!!
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