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4-3-3で理解するべき3つのこと

こんにちは!タクサカに来ていただきありがとうございます。

今週はCLの予選が始まりました。しかし、DAZNが日本でのCL放映権を手放したということでDAZNでCLを見ることができないので非常に困っているタクサカです。

やはり、日本でCLを見るひとが少ないというのも原因の1つだと思っています。

放送時間の関係もあると思いますが、もっと多くの人がサッカーに興味を持ってもらえるように頑張らないといけないなと思った今日この頃です。



さて、何ついて書こうかなと考えた結果今回はサッカーのフォーメーション【4-3-3】について書きたいと思います。

僕自身なんだかんだフォーメーションについては5-4-1/5-3-2/4-2-3-1について今まで紹介しています。

その中でまだ4-3-3については書いてなかったので今回テーマにしようと思いました。



現在4-3-3を採用していているチームで僕が知っているのはマンチェスターシティ・リバプールが多いでしょうか?昔のサッリナポリも4-4-3でした。

おそらく僕の見る幅が少ないのでもっと採用しているチームはあると思うのでそこはすみません 笑

4-3-3の僕のイメージは【攻守において自由度が高い陣形】と考えています。



基本的にフォーメーションはある程度決まった動きや関係性があるのですが、その中でも4-4-3は非常に柔軟性がありチームによって様々な形になる印象があります。

そう言った意味で自由度が高いと感じています。そのような点も踏まえて書いていければと思います。

4-3-3 攻撃編

4-3-3の攻撃はチームによって多くのパターンを生み出します。

前線の左右に存在するFWをワイドに立たせるのか?内側に立たせるのか?反対に中盤にワイドに立たせるのか?

などいくらでも多くの攻撃を生み出すことができます。全部はとても紹介しきれないので僕が考える4-3-3の攻撃について紹介できればと思います。

左右のFWをワイドに立たせるパターン

黄色でマークしたように左右のFWの選手をワイドに立たせるパターンについてまずは紹介したいと思います。

基本的にこのポジショニングをした左右のFWの役割は相手の選手を止める役割をしています。このポジショニングをすることでDFが前に出にくいようにしています。

上図のように攻撃側が起点を作ろうとした場合、

サイドに流れた中盤がいるのでSBが前に出て対応したい場面であります。

しかし、仮にフリックなどでこの場面を突破されたとしたピンチになってしまいます。

正直DF側としてはそこまでリスクを負って対応するべき状況ではないので多くは前に出ないで対応することがほとんだと思います。

でもそこに存在する選手がいなければSBの選手は迷わずにボールにアタックすると思います。



そのため、左右のFWをワイドにポジショニングすることで中盤での数的優位を作れるようにサポートしています。

これがFWをワイドに立たせるパターンでありメリットです。

中盤がワイドを取るパターン

今度は中盤がワイドを取るパターンです。

このパターンの狙いとしてはFWの中でのパスコースを作る&SBの背後狙いやすいのがあると考えています。

中へのパスコースの作り方

右サイドを攻撃しようとした場合、、、

DF側はボールホルダー付近を牽制するので少しサイドに寄ります。

そうすると若干スペースができて前線のパスコースが生まれます。これによって中への突破を目指すことができます。

もし相手の中盤が中を閉めてきたら普通に外で超えればいいのでその点でも優位性を作れています。

SB背後の狙い方

中盤をワイドにポジショニング取らせることでSBの背後を狙えるような状況を生み出すこともできます。

上図のように相手の中盤ラインより前にポジショニングします。イメージとしては相手のSBが対応してくるようなポジショニングをすることです。

このポジションで右に展開しようとしたら

このように相手のSBが対応してきます。これによって一瞬SBの背後にスペースができます。

そのタイミングで中に存在したFWが抜け出すことでSBの背後を取ることができます。

この動きはビジャレアルの久保建英選手がよくします。ビジャレアルは4-3-3ではないと思いましたが。

これで相手のCBを釣り出すこともできるので攻撃としては有効な攻撃だと思います。もちろんこの動きだしの問題点もありますが今回は気にしなくて大丈夫です。

4-3-3 守備編

4-3-3の守備の大きな特徴は中間ポジションによる前線プレスです。

特に前線プレスに関してはどのフォーメーションより攻撃的な守備であると僕は思っています。

もちろんそれだけ難易度は高いですが、使いこなせれば非常に脅威となります。

4-3-3の前プレの仕組み

4-3-3の前プレの仕組みは中間ポジションによる圧力が大きなポイントになっています。

中間ポジションにより圧力というのは簡単に言えばどちらにもプレッシャーに行けますよっていうような場面を作り出すと考えてもらえればと思います。

立ち位置はこんな感じです。

ざっとポイントになる場所をまとめると、、、、

役割的にはこんな感じです。

情報が多いと思いますが、この立ち位置だとボールホルダー付近には結構なプレッシャーがかかっているので

相当なポゼッションに自信がなければ多くのチームはロングフィードを展開することがほとんどです。



この陣形ではロングフィードを相手に蹴らせれば守備の成功といっても過言ではないと思います。狙いとしては、

相手が無理に繋いできて奪える&ロングフィードをけらして相手にビルドアップの猶予を与えないというのが狙いとなります。

これの完成形がリバプールの守備になっているので気になる方は是非参考にしてみてください。



チームによっては4-3-3から4-5-1へのリトリートへの可変も採用するチームもありますがそれについてはまた4-5-1について書くことがあればその時に書きたいと思います。

今回は4-3-3の特徴の前プレについて覚えてもらえればと思います。

4-3-3 最大の強みは自由度が高いこと

4-3-3について様々なパターンについて紹介しましたが、

4-3-3の強みはなんといっても自由度が高い点です。例えば攻撃を紹介したとこで2つのパターン(FW or中盤どちらがワイドを取るか)を紹介しましたが

状況によっては人が変わってもあまり問題がないと考えています。



例えば「4-4-2のFWとSHがポジションを入れ替える」のと「4-3-3の右のFWと右の中盤のポジションを入れ替える」のでは4-3-3の方がスムーズな印象が僕の中ではあります。

理由は4-4-2のサイドはどちらかと言えば受けてより攻撃派なのに対して、4-3-3のFWは攻撃に加えて受け手としての能力も持っている場合が多いからと考えています。

そもそも4-3-3を展開する上で受ける能力は必須な気もするので、4-3-3の方が選手が入れ替わってもあまり問題が生じないと考えています。



それが4-3-3の自由度を生み出している要因とも言えると思います。

つまり何が言いたいかというと・・・選手が頻繁に入れ替わることで相手のDFを錯乱させることができるということです。

状況によって選手が入れ替わると守備側も誰を捕まえたらいいのか迷うのでよりDFを難しくします。



これが僕が考える4-3-3の最大の特徴であり、強みだと考えています。

そのため、ある程度パターンを理解できたらさらに選手同士の入れ替わりなどのクオリティーを上げることができれば

攻撃力としてはトップクラスの陣形だと僕は考えています。



4-3-3でもチームによっては様々な色がありますが、サッリ監督がナポリにいたときのサッカーは別次元でした。

YouTubeとかでも検索すれば見れると思うので時間があれば参考にしてみてください。

まとめ

攻撃力と守備力を兼ね備えた4-4-3のフォーメーション。

様々な色を生み出すことができる反面、それだけ完成させることが難しい陣形であると僕は考えています。



でももしできるのであれば4-3-3で自分の思い描くサッカーを展開することができれば間違いなく面白いと思っています、

プロチームでも4-3-3を展開するチームは多くないと思います。

おそらく、それだけ考えることが多いのと求められる役割が多いことが要因だと思います。



しかし、チャレンジすることはいいことだと思うのでこの記事が少しでも参考になればと思います。

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