こんにちは!タクサカに来ていただきありがとうございます。
待ちに待ち兼ねた対戦カードがやってきました。そのカードは「19-20 1位リバプール 」vs「19-20 2位マンチェスターシティ」の一戦です。
この試合だけは見逃せません。クロップが世界で一番難しい試合だと評するほど重要な試合だということがわかります。
僕自身も気合を入れてこの試合を観戦しました。
気合は入れたのですが、ある意味驚かされた試合でした。拍子抜けと言う表現が一番あっているでしょうか?
感覚的に言うと空手とか剣道の試合で隙がなさすぎて両者が動かないような状態?(この表現伝わるかな?笑)とりあえず探り合い的な試合だった印象でした。
世界最高のプレッシングを持っているリバプール
vs
世界最高のポゼッションを持っているマンチェスターシティ
の対戦なわけですから物凄い攻防が展開されると思うわけですよ、それもあったのでこの展開は予想できなかったですね。
正直マッチレビュー 泣かせの試合であったことは間違いありません。と言いつつも新しい発見ではあるのでちゃんと書いていきます。
フォーメーション
実際に試合前などの発表では違う陣形表記だったかもしれませんが僕の試合をみた印象では4-4-2 に見えたので両チーム4-4-2で表記しています。
シティこそ4-4-2を展開することは最近では何度か見ましたが、リバプールに関しては完全に初見だったので驚きました。
そもそも相手が4-3-3や4-1-4-1の場合にシティが4-4-2を展開することは考えにくいので、おそらく事前に想定できていたのかなと言う印象です。
最近リバプールの試合を見てなかったのでもしかしたら結構4-4-2を採用していたのかなとも試合始まってすぐに思いました。
と言うことで両チーム4-4-2でスタートする形になったこの試合です。
両チーム動くに動けなかった
両チーム4-4-2を展開すること自体が珍しい印象なのですが、どちらも4-4-2に対しては苦手意識がないようなイメージがあります。
攻める手段を持っていると言うイメージですね。
しかし、この試合に関しては非常に動きが少なかったです。いつもなら場面場面で数的優位を作るシティでさえ、あまり選手が動きすぎる状況が少なかったように感じました。
おそらく動きすぎてボールロストからのカウンターなどが怖かったのかなと個人的には思っています。
そのため、基本的な位置からあまり動いている印象はありませんでした。
両チームの基本的な立ち位置だけ説明しておくと、、、、
両チーム基本的この立ち位置関係。
本当にふつーーーの立ち位置関係だったと思う。いつもなら色んな選手がボールを受けに来たりすることが多いが
ほとんどそんな状況はなかった。この通常の立ち位置を崩さずに相手を突破しようとしていた感じと考えてもらえればいいと思う。
リバプール攻撃の意図
個人的には「おっ・・・」と驚く場面はあまりなかったが一応印象に残った攻撃のパターン見たいのを紹介できればと思う。
攻撃の意図的にはシティよりはリバプールの方がよかったかなと思っている。
リバプールの攻撃はFWが受けることが多かった印象。
FWがフリーになりやすい4-4-2ではよくある数的優位の作り方。それでもシティの守備がコンパクトなのもあってパスが通る状況は多くなかった。
リバプールに関してはマネ・サラー・ジョッタの3人が結構ポジションチェンジしていたがそれでも中々ボールが前線に入らなかった。
ポジショニングの意図で一番見えたのはこの形かなと思っています。
それでも左サイドから右サイドに流れたサラーへのロングフィードが通ったりしていたので、そういう攻撃も何度か見せていた。
けどビルドアップというビルドアップはしにくそうなイメージだった。
シティ攻撃の意図
一方のシティもFWのデ・ブライネがパスを受けようとするのはリバプールと同じでした。加えてシティが多くみせた動きが
相手SBの背後ランです。
この動きの関係性を見せようとしていたがそれでも結構SBに引っかかって突破するまでは行けてなかった印象だった。
でも割と多い動きだしだったと思う。
前半の途中から3バック化してビルドアップに安定性をもたらしたがそこから上手く攻撃を展開できたかというとそうでもなかった気がする。
大体後半の80分辺りで偽サイドバックの動きやSHがボールを受けに来たりして突破を試みたがどれもリバプールの守備を崩すまでには至ってなかった。
シティがここまで関係性を作れない試合は珍しかった。
それだけリバプールもコンパクトに守っていたと感じた。
最初の方でも言ったようにいつものようにどこかで数的優位を作った場合失った状況が怖い。それもあってあまり動かなかったのかなと個人的には思っている。
唯一のプレスミスが失点に・・・・
この試合リバプールの失点がもったいないと感じたのはみんな同じだと思う。
僕の印象ではこのプレスをしたのはこの一回だけだと思う。なのでもったいなさをものすごく感じた。
リバプールは4-4-2で守備を展開していた。リバプールはプレッシングが一種の持ち味ではあったが相手がシティであるのと4-4-2と言う陣形が
リバプールがプレッシングをしないと言う意図も読み取れた。
しかし、ワンプレーだけ間違えたプレスをしてしまった。
これに対してCBはリターンパス。右サイドにスペースができたのでフィードで展開。
中盤の1人がスライドしてくる。中盤にスペースができるそこにデ・ブライネが落ちてくる。
前を向き同時にギュンドアンが斜めにランニングすることで中盤とDFを引きつける。
ジェズスへのパスコースができてそのまま得点。
得点の流れはこんな感じです。
まずマネのプレスによるスペースができる&そこを埋めるために中盤がスライドでスペースができる。
これがダメだったかなーって感じですね。正直マネのプレスミスだけで失点につながるとは思いません。その後の中盤のカバーが曖昧になってしまったのが大きいと思います。
よく3回ミスが続く失点すると言うようにミスが連続すると失点につながるものです。
もちろんその隙を逃さないシティも素晴らしいですが、リバプールはもったいない失点だと思います。
まとめ
非常にゆったりとした試合展開だった因縁の対決。
両者いかに隙を作らずにサッカーを展開するのか探り探りのように見えた。隙がないのでパスミスを奪ってから攻撃するような状況がほとんどだと感じた。
おそらくこのような試合は強者同士ならではだと感じた。
今までないような試合展開だったので新鮮さも感じた、クロップが難しい試合だと言うのも納得の一戦だったと思う。
今の僕にはこの時の両チームの状況について正確に読み取ることができない。けどいつかこの緊張感を味わってみたいとも思った。
ちょっとマッチレビュー しては切り抜き場面が少なくて申し訳ないです。それだけ拮抗した試合だったと思ってもらえればと思います。笑
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