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ペップシティが強いのは「当たり前のことを当たり前にやるから」

こんにちは!タクサカに来ていただきありがとうございます。

みなさん知っての通り、マンチェスターシティがCLの決勝進出が決まりました!!!!ペップシティをずっと追ってきた僕にとっては大変嬉しいニュースとともに

昔からシティを応援してる方の喜びは計り知れないものだと思いました!ただ、決勝の相手が好調チェルシー直近の対戦では間違いなくシティを苦しめている相手です。




ブログもYouTubeでもここ最近はシティとチェルシーについて話すことが多くて、僕の注目チームがCL決勝で当たるのもものすごく嬉しいです。

というわけで、今回は先日行われた【20-12CL 準決勝2nd Leg マンCvs PSG】の試合について話していきたいと思います!

フォーメーション

両チームの対峙はシティが4-4-2を展開。それに対してPSGが4-3-3を展開する形になった。

印象的には1st Legとあまり変わりなく、シティは4-4-2のフォーメーションの中でデ・ブライネが自由に動く流れが多かったと思う。




1st Legから見てもジンチェンコを起用することと、中盤にギュンドアンを起用することはなんとなく予想できたがロドリゴが外れたのは予想外だった、怪我とかあったのかな?そこまでは調べてない・・・

それでもフェルナンジーニョが十分すぎる仕事をしていたので全く問題なかった。




一方のPSGはムバッペがスタメンから外れる形になった、1st Legを見てもあまり調子が良さそうではなかったのでこれも予想はできた、ただ今回はこのメンバー変更が大きなキーとなったと個人的には思った。

それについても触れていこうと思う。

1st Legの印象は「何もなかった・・・」

CL1st Legももちろん見たのだが、印象は「何もない・・・」これが第一印象だった。

僕自身ブログにしようと思って見たのだが、正直書くようなことがなかった・・・そんなことはおかしい!シティの準決勝の試合で書くことがないなんてない!と個人的に思いながらも1st Legを見終えた。

そんな疑念を持ちながら2nd Legが始まった。




2nd Legに関しても1st legとそこまで変化はなかったと個人的には思った。ここで一つの疑問が生まれた、「別にひどいサッカーを展開しているわけではない、むしろ前年度ファイナリスト相手にいつも通りなシティのサッカーを展開している。」

これが答えだった。

CL準決勝、決勝に行けてないシティにとっては是が非でも勝ちたい試合。そんな状況の中で当たり前に自分たちのサッカーを展開している。




もはやこれがすごいのだと2nd Legを見ながら思った。

1st Legを見ながら特に書くことが見つからなかったのは、シティがいつも通りのサッカーを展開していたからだった。最近シティの試合を多く取り上げてる自分にとっては

CLで繰り広げられたサッカーはずっと書いてきたことだったから、、、、だから書くことが見つからなかったのだと気づいた。

カンセロではなくジンチェンコが良かった理由

まず1st Legを見て一番感じたのはカンセロとジンチェンコの違いについて。

最近のシティはカンセロロールを採用することがほとんどだった、カンセロロールについては嫌というほど説明しているので割愛させてもらいます。

カンセロが偽SB化することで、、、

SBへのパスコースを作るとともに、SHへのパスコースを相手が封じてきたら内側でボールを受けるシステムになっている。これによって優位性を作るやり方。

ただ、今回はそれが上手く機能しなかった。理由はシティの起点の作り方とPSGの守り方が関係していた。

CLでのシティの起点の作り方

今回のCLでシティが攻撃を展開する上で大きな役割を担っていたのが間違いなくデ・ブライネだと思う。

2FWの一人として中央に置くことでピッチ全体へのサポート&起点を作り出していた。ではこれがなぜカンセロと噛み合わなかったのか?




それは偽SBの仕組みが関係していると思う。

偽SBはサイドへの起点と中へのパスコースを作る便利な戦法だが、それによって起こるのが中央へのパスコースをカンセロが使うということになる。

これによってデ・ブライネが使うパスコースが一つ減ることになる。

実際、カンセロが内側に入るメリットも大きいがそれとともに失った時のリスクが高いので偽SBを採用しづらいというのがあった思う。

特にPSGはカウンターが強いと思うのであまりしなかったのだとも思った。




そのせいか偽SBをあまり採用しなかったのだが、カンセロから偽SBを取ったらあまり利点がないように感じてしまう。右利きで左SBをする場合オープンに持つのが難しいので、ハマりやすくなってしまうと感じた。

もう一つ起点の作り方で関係していると思ったのがフォーデンのプレースタイル。フォーデンはサイドというよりIHのプレーが得意な選手である。

そのため、フォーデンが内側に入る場合SBはワイドに存在しないと先ほどのように消えてしまう。その面でも相性が良くないかなと個人的には思った。




一方のジンチェンコは左利きワイドにポジショニング、タイミングでの背後でのランなどフォーデンとの関わりもしやすい選手だと思う。

これらの理由が今回カンセロよりジンチェンコが良かった理由だと個人的には考えた。

そもそもPSGの守り方が内消し

カンセロロールが機能しなかった理由のもう一つがPSGの守備方法。

PSGは4-3-3でリトリートするような形をとっていた。そのため、中央へのパスコースがかなりなかったように感じた。

そもそも、4-4-3は形から見てもわかるようにサイドにスペースができる陣形。そのため、中央へのパスコースは中々できにくくなっている。




そうすると、仮にカンセロが内側にポジショニングしたとしても最初からサイドへのスペースは空けているのでカンセロが内側に入ろうが入らないがPSG的には関係ないというのがあった。

これがカンセロが活きにくい理由のもう一つだと考えた。

PSGの攻撃に違和感・・・・

2nd Legを見ててPSGの攻撃に違和感を感じた。

何に違和感を感じたのかというと、フォーメーション的にはPSGの方が有利のはずなのにボールを握ることができない点だ。

僕自身フォーメーション関係について良く話をするのだが、4-4-2と4-3-3が対峙する場合、4-3-3の方が起点を作りやすいというのがある。

1番の理由は、中盤での数的優位が関係している。

4-3-3が4-4-2と対峙した場合、上記のような噛み合わせになる。この時中盤二人のDFに対して中盤が3人がいる形になるので数的優位を作ることができる。

加えて相手の2FWに対して3人いることで斜めのパスコースを作ることができ、より起点を作りやすいというのがある。ただ、今回のPSGに関してはこの優位性を作ることができなかった。

この原因は僕の中では3つあると感じた。

  1. リズムの悪さ
  2. 中盤同士の距離感
  3. 背後攻撃の無さ

この三つが大きく関係していると思った。

テンポの悪さは命取り・・・

まず一つ目に関しては、PSGはボールを回す際とても時間がかかっているように感じた。ビルドアップを展開する場合スペースを有効に使うことが重要になるのだが

そのスペースというのは一瞬しかできない。その中で空いたスペースにどれだけ時間をかけずにボールをと届けるかがビルドアップに置いては重要になる。




時間がかかってしまうと、空いたスペースは埋まりよりプレッシャーがかかってしまう。

その点を考えれば、PSGはテンポが遅くてシティのプレッシャーをどんどん受けてしまう状況になっていたと思った。

中盤の数的優位が消えていた・・・

2点目の大きな問題だと感じたのはPSGの中盤の関わり方だった。

上記で説明したが、中盤の人数を見ればシティに対して数的優位を作ることができている。しかし、この数的優位を行かせなかったのには距離感的な問題が起きていた。

ビルドアップにおいて選手同士の距離感というの非常に重要な役割を持っている。より適正な距離感を作ることでボールの受けやすさだったり大きく変化してくる。

例えば上図のようにPSGがビルドアップをする場合、この状況だとFWのプレッシャーと中盤のスライドによって結果的に瞬間的に同数になってしまう。

せっかく中盤3人いるのにそれを活かせない状況になっていた。これによってPSGは割とプレッシャーを受ける状況になっていた。

これを、もう少し中央が後ろでサポートしたり、距離感を近くすることができれば余裕を持ってボールを動かすことができたかな?と個人的には思った。

背後攻撃の少なさが大きかった・・・

中盤で数的優位を作れないので他の選手が関わることでサポートするしかなかったPSG。

そこでサポートに入るのが両サイドのFWだった。

上図のようにFWが落ちてきてパスコースを作るような動きが多くあった。しかし、これに対してシティのSBが前に出てくることが多かった。

これによってFWが落ちては来ていたのだが前向くことができずに後ろにボールを動かすしかできていなかった。

本来であればSBが自分のスペースを捨てて前に出てくることは少ない。なぜなら一発で背後を狙われないからだ。しかし、この試合に関してはほとんど迷いなく出てくることが多かった。

原因は他の選手が背後のスペースを狙わなかったのが大きいと思う。




この状況であれば中央のFWだったり、SBが背後を狙うこと(シティはジンチェンコよくやってる)でSBは背後を警戒して前に出づらくなるのだが

今回のPSGはその動きがほとんどなかった。だからシティのSBは前に出やすかったのだ。

あとはこの試合ムバッペがベンチだったのであの速さを警戒しなくていいというのも大きかったと思う。そういう意味でもシティはラッキーだった。

CLを制するのはシティか?チェルシーか?

まさかCLの決勝がプレミア対決になったのは嬉しい反面、残念な面もあった。

ただ、今シーズンはトゥヘルチェルシーとシティが一番注目していたので両チームの頂上決戦を見れるのは最高としか言いようがない。

僕的にはもちろんシティを応援しているが、それよりもどんなサッカーを展開してくれるのか?それにワクワクしている。

僕のYouTubeでもチェルシーとシティの今シーズン試合を解説しているのでCLまでに予習するしかないです!!!!

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