こんにちは! タクサカに足を運んでいただきありがとうございます。
高校選手権は静岡学園が見事に優勝しましたね!おめでとうございます!!!!僕も高校生の時に選手権を目指し毎日練習した日々を思い出しました。今、思うと良くあんな毎日サッカーをしていたなと思いました。ま、今もあんま変わってないんですけど・・・・笑
はい、今回の内容は、、、、、
ビルドアップを苦手から得意に変えよう!!!
です。
僕自身、ビルドアップの記事は何個か書いているのですが、どれもチームとしての考え方が主になっていると思います。なので、今回は個人としてビルドアップについて、僕の経験と共に書いていきたいと思います。
サッカーを知らなかった選手時代・・・・
今回のテーマを書くにあたり、注意してもらいたいことがあります。それは、今回話す内容は僕のサッカー観にぴったり合っただけで、必ず誰にでも合うとは限りません。あくまでも、参考程度にしてもらえればと思います。
、、、僕はプロフィールにあるように幼稚園の頃からサッカーを始め、大学2年生まで選手としてサッカーをプレーしました。始めるのが早かったので年数で言えば割と長くやっている方だと思います。けれど、僕がサッカーを知ったのは選手を辞めてからだとハッキリ言えます。
僕は幼少期から運動神経がとても良かった方だと思います。そのため、ゴールデンエイジ(一番伸び代があると言われる年代)の時は、ほとんど身体能力でサッカーを行なっていました。考えなくても通用したのです。当時は高学年の試合に出ることも多くありました。ぐちぐち文句言いながら出場していたのを覚えています 笑
それは中学校に行っても同様でした。僕がいた中学校は決してレベルは高くありませんでした。
しかし、持ち前の身体能力で1年生から試合に関わることもでき、中学生の時は自分に相手はいないと思っていました。ヤンチャな部分もあったので練習中に何度も怒られたのを今でもよく覚えています 笑
そんな中、県内の公立では強いとされる古河第一に進路を進めサッカー部に入りました。
この時ですね、現実を知ったのは、、、、、
今まで、能力でごまかしていましたが、高校生ともなれば自分より速く、高く、上手い選手がたくさんいました。初めて上には上がいるなと実感しました。正直この時点でサッカーの事をあまり考えてやってこなかったので、サッカーを感覚的に理解するのは無理だったと今は思います。
できるのであれば、ビルドアップは感覚で身につけてしまった方がいいです。理由は感覚でポジショニングをとることができた方が考えるよりも圧倒的に速く、無駄がないからです。しかし、それを持ち合わせていない当時の僕にその感覚を身につけることは相当難しいものだったと思います。そもそも、サッカーを知らなかったので、、、チームとしての考え方を理解するのも最初は大変でした。
当時は限定のDFの意味も知りませんでした。もうそれを少しでも速く吸収しようと毎日練習をしましたが、当時の僕は必死だったのでしょう、意味を考える事まで頭は回っていませんでしたね 笑
なんとなく、プレーの良し悪しは考えていたと思います。多分当時の僕に今のプレーを説明して?と問いかけても上手く答えることができなかったと思います。けれど、高校の時は周りにサッカーをよく知っている仲間がいたので練習中とかにアドバイスを聞いて、中学生の時よりは格段に知識は増えていました。
しかし、今までの足りない部分を補うには3年間では足りませんでした。そのため、大学に行っても高校生の時とあまり変わらなかった気がします。もう体ができてしまっているので、爆発的に身体能力をあげることは難しいので当然と言えば当然です。
ここまで、僕のサッカーの生い立ちについて書きましたが、何が言いたいかと言うと「僕は感覚的プレイヤーではなかった」と言うことです。今回の内容は感覚的ではないサッカープレイヤーにとって重要だと言う事です。
どうしても克服できなかったプレー
僕がサッカー人生において、克服できなかったプレーがあります。
それは、、、、「後ろ向きでパスを受ける事です」これだけはどうしても克服することができませんでした。ビルドアップにおいて後ろ向きでボールを受けることができないと言うことはビルドアップにおいて危険をもたらすことを意味します。
もちろん、サッカーは11人いるので、必ず必要だとは思いません。しかし僕はSHやFWをプレーする選手だったので確実にあった方がいい能力です。
けれど選手時代では改善することができませんでした、、、
当時、話していました。「後ろ向きでボールを受けるのが苦手。でもなんでかはわからない」と話したことがありました。自分でも苦手なプレーだと言う事を認識していましたが改善まではできませんでした。
どうして、改善できなかったのか?それは簡単な話しです。自分の事しか考えていなかったのです。
選手時代の僕の視界はこんな感じだと思います。見て分かるように本来、気にしなければならないDFのことを考えていません。
上記の場合のように自分の近くのDFを気にしなければならないのです。もっと具体的に言うとDFの選手の守備範囲をを理解する事です。ここでは「DFエリア」とでも言っておきましょう。
DFエリアは選手によって違います。そのため、その選手を分析し、どこまでなら来る、来ないを理解するとビルドアップの能力の幅が広がります。
加えて、視界の持ち方も重要です!僕が選手時代の視界を1とするなら今持っている視界を2とします。
直線的に状況を把握するのではなく、円形に状況を把握した方がいいと言う事です。それが大きければ大きいほど、良い。
そうすれば、相手の動きをイメージすることができ、ボールを受けることが怖くなくなります。僕の場合、指導者になりサッカーの映像を多く見たので、ある程度の場面なら説明することができます。そのため、「相手がどこにいたらこう」、「そこにいたらこう」と言うイメージを持てるようになったのが大きいとは思います。
簡単にまとめると「自分のいる場所が相手にどんな影響を与えるのかを考えればいいのです」これは練習の中で鍛えることができますが、映像の中でも鍛えることができます。映像を見ながら、状況を見て「この状況ならここ」「その状況ならあっち」などと考えながら映像を見ればいいのです。
サッカーの見方に関しては前の記事で書いているので参考にしてもらえればと思います。
まとめ
今回は個人的なビルドアップの能力について書いてみました。
最初にも書いたのですが、これは僕にとって足りないものが状況の把握の仕方だったこと。それをを変えた事でプレーのクオリティーが変わったと言う話しです。でも間違いなく言えるのは、感覚的プレイヤーではない選手にとっては必ず力になると思います。
おそらく、練習の中で意識するだけで自然と身につけることができます。この考えの良いところは年齢が関係ないと言うことです。考える力があればいいのです。これなら大学生でも遅くはありません。証明は僕です!!自信を持って言えます!
先ほどの視界の円を大きくすれば、今度は味方の状況も把握することができます。どんどん自分の視界が広くなることはサッカーをするにあたり物凄く面白いです!
是非、意識してみてもらえたらと思います!!
最後までご覧いただきありがとうございます!次回はリヴァプールの記事でも書いてみようと思うので楽しみにしてもらえればと思います!!!
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