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ビルドアップをあえて遅らせるメリットを知る。

こんにちは!タクサカに訪れていただきありがとうございます。!

現在は代表シーズンが活動している期間なのでリーグ戦が中々行われないので見る試合がなくて非常に困っているタクサカです。



最近は1日1試合を見ようとして、朝起きてからすることはサッカーの試合を見る事にしています。

前は寝る前に見ようとしたんですが、1日の最後だと眠すぎて集中できないと言うことに気づいて、一番エネルギーのある朝見るのがいいと気づきました。笑



そんな1日ではありますが、今回は「ビルドアップの遅攻」について書いていきたいと思います。

僕のブログの中でもビルドアップの記事は結構読まれる方ではあるので、それだけビルドアップについて関心が高いのだと感じています。

そのため、今回はビルドアップをテーマにしたので最後まで読んでいただけたら幸いです。

ビルドアップを遅らせる状況と遅らせる理由

遅攻と言うと、攻撃を遅らせると言う意味ではありますが僕の捉え方で言うと「速攻の攻撃ができるけどあえて攻撃を遅らせる」と言う状況想定しています。

つまり、相手がセットしている状況で攻撃を遅らせると言うことは「遅攻ではない」と考えています。



速攻ができる場面というのは、簡単に言ったらカウンターです。

カウンターの攻撃ができるけどあえて、止まる選択をすることと考えてもらえればと思います。

ではなぜ攻撃を止めることが必要となるのか?それは、味方の準備を待つ&ボールを失うリスクを回避するということができると考えます。

例えば、、、、

このような状況が起きたとしたします。この状況でボールを奪えた場合カウンターをすることは可能だと考えます。

しかし、この状況であれば速攻をするのか遅攻をするのかの判断を求められる状況でもあると考えています。

おそらくこの状況であれば、

右サイドのSHにパスをして突破しようとする状況が一番想定できます。

しかし、この状況であれば止まる「遅攻」を選択した方がいい場面だと思います。理由は、この状況では相手の人数が揃っているからです。

SHの選手がサイド1人を突破できたとしても中の人数は揃っています。

FWの選手にパスが通ったとしても前を向くことは難しい状況です。



この状況ではカウンターで得点までいける可能性が低いということです。むしろ数的不利な状況を攻めようとしてボールを失えば反対にカウンターを受けかねない状況になってしまいます。

そのため、この場面であれば攻撃をしないという判断を持つことも必要だと考えます。

これで新たに攻撃を作り直すことができます。

大切なのは速攻と遅攻の判断を持つこと

上で散々遅攻の説明しましたが、一番大切なのは「カウンターをするべきなのか、しないべきかの判断力を持つこと」です。

例えば、

この場面でわざわざ攻撃を遅らせる必要はないと思います。

どう考えてもカウンターをした方がいい場面です。この状況であればSBを置き去りにしてCBとアンカーの3人vs SHとFW、シャドウを含めた4v3の状況です。

数的優位であるのでチャレンジした方がいいと僕は考えます。

このように奪った場所、状況で大きく変化します。そのため「判断」を持つ必要があるのです。

まとめ

ビルドアップにおいて「速攻」と「遅攻」の関係性は非常に重要になります。

速攻ばかりの攻撃になると攻撃が単調になるだけでなく、カウンターをくらいやすくなります。

遅攻ばかりだと相手に陣形を整える時間を与えて、せっかくあった攻撃のチャンスをなくしてしまうような状況が起きてしまいます。



結構アマチュアでありがちなのはなんでも後ろにバックパスをしてしまう状況です、

実際バックパスをしなくてもいい状況でバックパスしてしまう選手少なくないと僕は思っています。それは今回説明した判断を持っていないため起こっているのだと思います。

指導者としては「なんでそこで前を向かない」「なんでバックパスをするんだ」という状況はたくさん起きている印象があります。



そのような時こそ正しい判断を与えて上げることが必要になります。

ビルドアップが上手いチームは攻撃をやめることも上手いのでボールを安易に失わなず、ボールを保持して攻撃をコントロールすることができます。

そのくらい「遅攻」は大切だと思います。



しかし、難しいのは仮にドリブルで2人はかわせるような選手がいたりする場合は突破をチャレンジさせる判断もありだと思います。

もちろんそれに対するリカバリーも必要となりますが、そのような状況で考えれば指導者の「判断」も大切になるかもしれません。

今回は「ビルドアップにおける遅攻」の話しになりました、少しでもビルドアップの参考になればと思います。



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