こんにちは！タクサカに来ていただきありがとうございます。
またまた、見逃せない試合がやってきました！いよいよCLも準決勝まできて、どこが優勝するのかワクワクしながら毎試合を観戦してます。
そんな中で今回は最初に行われた、チェルシーvsレアルの1st Legについて今回は書いていこうと思います。
この試合も非常に拮抗した試合になっていました。試合の見所としては５バックの戦術が見えた試合だったと思います。一つの試合で５バックの関係性について２チームで見れることはほとんどないので
そういう意味では両チームの５バックの良し悪しが見えた面白い試合でした。
今回はその辺りに触れて書いていきたいと思うので最後まで読んでいただけたら嬉しいです！
フォーメーション
両チーム３バックシステムを採用した。
それに伴って守備陣形は５バックシステムとなっていた。今回の試合で差が出たのは守備システムの違いが大きかったと思う。
チェルシーが守備時5-3-2を展開するのに対して、レアルは5-4-1の守備システムを採用する形となっていた。
まず今回の話をする上で5-3-2と5-4-1の守備方法の違いを理解した方が理解しやすいので僕が以前書いた記事を読んでもらえればと思います。
該当記事↓↓↓↓↓↓
５バックの軍配はチェルシー
この試合５バックでアドバンテージを得たのはチェルシーだった。
チェルシーはレアルが3-5-2で攻撃を展開するのに対して、5-3-2で迎え撃った。
噛み合わせは上図のようになり、中盤が同数になるのでレアルは中盤を無力化されていた。これによってレアルはサイドを起点にせざるを得なかった。
ただ5-3-2的にはサイドへボールを動かされた方がいいのでチェルシーの狙いとしては上手くいっていた。
一方のレアルは守備時は5-4-1を展開。
噛み合わせは上図のようになった。チェルシーとの違いは中盤が同数では無い点とFWが１トップになるので中盤がプレスのサポートに行かなければならない点。
これにレアルは苦しんでいた印象だった。例えば中盤がプレスに言った場合、、、、
赤のスペースが空いてしまう。ただ、図のようにチェルシーの中盤を消しながらプレスに行くことができれば5-4-1の守備としては上手くいく。
しかし、ここで違いを見せたのがチェルシーだった。
上図のように背中で中盤を消されてしまうので、中央に起点を作ることができなかった。そのため、他の選手が起点になる必要があった。
そこで現れたのがFWのプリシッチ！
空いたスペースにプリシッチが入ってくることでレアルの守備を無効化することに成功した。仮にプリシッチのパスコースを閉じられれば
反対に中盤へのパスコースが空くというシステムになっている。
これによって、ボールの持ちやすさでは圧倒的にチェルシーに軍配が上がったと思った。
この試合のベンゼマの重要性！
フォーメーションの噛み合わせの観点からいけば、チェルシーに大きくアドバンテージがあったように見えたが実際レアルが全く攻撃を展開できなかったと言われればそんなことはなかった。
それはなぜなのか！？
それはベンゼマが大きな役割を担っていたからだった。
この試合レアルはほとんどがワイドにボールを動かすしかなかった。
それに伴って、チェルシーがスライドして対応するのが基本的な動きになっていた。そのため、どうにかしてレアルはサイドを起点にしなければなかった。
実際に見えた立ち位置は、、、
上図のようになった。クロースがDFラインまで来るのはリバプール戦の時にも見せた動きだった。カゼミーロもアンカー的役割をしていたし、モドリッチも出し手よりは受け手に回っていた。
リバプール戦に関して言えばクロースのフィードによって大きな起点を生み出していたが今回のチェルシーはそこも上手く対応していた。
クロースが封じられたレアルはカゼミーロとモドリッチを起点にしたかったが中盤で捕まっていたのでできなかった。
そこで起点になったのがベンゼマ！
ベンゼマがサイドに流れて上手く起点になっていた。通常であればこの動きに対しても5-3-2ならば対応することはできるただ、、、
上図のように上手く逃げ道を作ってそこから攻撃の起点になっていた。正直状況的にはハマっているような場面が多かった印象だがそこを上手く逃げていたので驚いた。
これによってボールを簡単に失わなかったのと攻撃起点をじっくり作ることができていたので、なんだかんだゴールに迫ることができていたと思う。
それだけ、この試合におけるベンゼマはものすごく重要だと個人的には思った。
俺的にはチェルシーが勝ちそうだな・・・
今回はざっとではあるが大きくまとめたら上記のようだと思う。
試合の流れを見てもチェルシーのが意図的にチャンスを作る場面も多かった気がするし、決めるとこを決めていればもう少し余裕があったかとも思った。
それでもクルトワのビックセーブとかベンゼマの決定力を考えればその辺りがレアルの強いとこだとも思った。
ただ、今回の全体的なパフォーマンスを見たらチェルシーが良かったと思った。
しかも、今回なんと言ってもMOMになったカンテやばすぎた。一人で何人分の仕事するの！？ってかんじだった笑
２ndの予測、サポート、飛び出し、ドリブル、運動量とか全てにおいて完璧なパフォーマンスだったと思う。その点も踏まえてチェルシーが何かをやらかさなければチェルシーが勝つかなと個人的には思っている。
まだ1-1なので何が起こるかわからないし、今回の１st legを踏まえて次どのように修正してくるのかも気になるとこではある。
今回の試合は５バックに関しては良さ悪さが見えた面白い試合だった。もし見れる環境があるなら必ず見て欲しい試合だったのは間違いない！！！！
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