こんにちは! タクサカを見に来ていただき、ありがとうございます。
プレミアリーグではリバプールが怒涛の勢いで勝ち点を積んでいます。マンチェスターシティのファンの1人として悔しい部分が大きいですが、それでもあっぱれと言うにふさわしいパフォーマンスをしていると感じています。
そんな中でリバプールへ南野拓実選手が加入し話題になっています。そこで、今回はリバプールにおいて南野拓実選手に求められる能力とはなんなのか?を個人的に分析し書きたいと思います。
フォーメーション
現在のリバプールのフォーメーションは4-3-3で形成されています。このメンバーは直近のトッテナム戦のメンバーになっています。
ちなみに僕の個人的な見方では攻撃時は4-2-3-1、守備時は4-3-3の形になっていたと思います。おそらくこのように見た方がリバープールの選手の役割を理解しやすいと思います。
南野拓実のプレーポジション!
おそらく、南野拓実選手がプレーする可能性が最も高いポジションは、、、、
この3トップの中央になると考えられます。理由は南野選手が正確なテクニック+豊富な運動量+味方の活かすパスを持ち合わしている点です。リバプールにおいてCFWに求められる役割は重要であり、影のストライカーになる必要があります。
まずはリバプールにおけるCFW(中央のフォーワード)の役割について考えてみましょう。
皆さんも知っての通り、リバープールのFW陣は世界トップレベルの選手です。特にマネ、サラー選手のスピード+テクニックは恐ろしいほどの攻撃力を持っています。
しかし、ただスピードやテクニックがあればいいと言うものではありません。チームの戦い方によってはその力を半減させることも、倍にすることができます。
リバプールではこの2人の力を倍にするためにCFWがいると言っても過言ではないと僕は考えます。
少しリバプールの関係性について説明したいと思います。
ポイント1
まず重要なのは足下と背後の関係性です。以前にも説明したのですが、相手と1v1の状況で背後に抜けるのと、瞬間的に2v1で背後をとるのでは攻撃力に大きな差が出ます。
例えばCBの背後のスペースを狙いたいとします。
①相手が動かない状況下でのパス
②相手を食いつかせる状況下でのパス
当然、②の状況下で背後を取った方がCBに迷いを与えられる+2つの選択肢をパサーに持たせることができます。マネとサラー選手は一瞬のタイミングからの背後への速さは尋常じゃないのでなかなか相手のCBも前に出てアタックすることはできません。
つまりCFWとしては相手が背後を開けるようなポジショニング+パスの受け手としてそこから攻撃に繋げるポジショニング&テクニックが求められます。
これは、反対のことも言えます。仮にマネ、サラー選手が足下でボールを受けるポジショニングにいるのならば、南野選手は同時に背後をとる動きを意識をしなければなりません。
ポイント2
次に求められるのは、中盤の選手との関係性です。
先ほど攻撃時は4-2-3-1のようなポジションになると説明しました。4-2-3-1にすることのリバープール的利点、、、、
①DFラインに安定感を持たせることができる
②SBの攻撃力を活かすことができる
③強力な攻撃陣による1トップ下にフリーな状況を作り出す
大きく考えるとこんな感じだと思います。まず①に関しては後ろに人数がいるのでそれだけパスコースができ安定感を作ることができると言うことです。もちろん、ただ人数がいればいいものではないです。これについては以前、他の記事で紹介しているので説明を省きたいと思います。
②に関して、リバープールはビルドアップにおいてSBを攻撃に参加しやすいような形にする場合があります。
ビルドアップにおいてSBを攻撃参加させることにおいて、注意したいのは、パサーとの距離感です。例えば、、、
SBを攻撃に参加させるということは、自然とSBを前に押し出す必要があります。
実際の試合だとしたら、だいたいセンターライン辺りでSHと並ぶくらいの高さまで前線に行くと思います。
しかし、この状況でSBへのパスをするのはあまり有効ではありません。むしろリスクの方が高いと考えます。
なぜなら、相手が動いていない状況でのパスは予測しやすい+ボールを受ける側までの距離があればあるほど相手DFが考える時間が増え、ボールを奪いやすくなるためです。
では、どのようにしてリバプールは相手に脅威をもたらすのか?
それは、、、味方同士の距離感を物理的に近づけることです!!
リバプールはビルドアップ時、中盤的役割を2人で担っています。そのため、仮にDFラインに1人入れたとしても、ボールを動かしにくくなることはありません。
そのため、リバプールはCBとSBとの間にMFを入れます。
そうすると、パサーとの距離感も近くなる+リスクなくSBを前線に押し上げることができます。
もう2つだけ利点があって、1つはサイドへの数的優位を作り出すことができる点。もう1つは仮に相手の中盤がついてきたとしたら、、、
中盤にスペースができ、ここにCFWが入ってくることで攻撃をより強力にしています。
つまり、サイドへの数的優位を作りながらも、中央へのパスコースも逃さないということです。加えて少しでも背後が空けば抜け出されるので相手からしたら、もうお手上げですね 笑
そのためCFWはビルドアップを担う2人の中盤に選手を見ながら、状況によってはビルドアップを成功させるキーマンとならなければならないのです。
ざっと、ポイントを紹介しましたが背後への抜け出し、ビルドアップのサポート、展開力、ゴールゲッターなどほぼ全部の要素を求められるのです。
トッテナム戦ではフィルミーノ選手が得点し勝利しました。ただ、サポートにまわるだけでなく、ゴールに最も近いポジションとして得点することも重要です。
そのくらい、リバプールにおいてのCFWは重要な役割を持っているのです。
おまけ!右サイド攻撃優位性
今回はリバプールにおけるCFWについて書いてみましたが、トッテナム戦を見て、面白いシステムだと思ったことをおまけついでに書きたいと思います!!
右サイドにおける変則システム
僕がトッテナム戦を見て、2人の選手の役割について興味を持ちました。その選手とは、、、、、
サラー選手、チェンバレン選手です!!この2人がもたらしている役割が面白かったので紹介したいと思います。
サラー選手の役割、、、、
まずはサラー選手の役割です。
サラー選手はフォーメーション的に言えばRFW(右側のフォワード)になります。
このポジションです!
先程書いたのですが、リバプールに置いてフィルミーノ選手の役割(CFW)が重要と書きましたが、そのCFWが足下でボールを受ける場面が多くあります。
CFWの選手が自由にボールを受けるためには、相手のCBを牽制する必要があります。
仮にこの状況でパスを受けようとすると間違いなくDFはインターセプトを狙う可能性が高いです。
こうなってしまうと中々前進出来ず、ビルドアップが困難になってしまいます。
ここで、重要な役割を果たすのがサラー選手です。CFWを自由にさせてあげるためにサラー選手がそこをカバーしています。
サラー選手は、、、
上で示したスペースを1人でカバーしています。こうすることにより、仮にCFWが足下に落ちる必要性があるとすれば、
中央に流れて相手のCBを止めてあげれば、CFWの選手が自由に動くことができます。
また、サラー選手自体も状況によってポジションが動くので相手DFからしたらマークしにくい、嫌な状況を作り出せていると考えます!
チェンバレン選手の役割、、、、
次はチェンバレン選手の役割です。
チェンバレン選手は中盤の右側になります。
この選手の役割は、先程のサラー選手を活かすための役割を担っていると考えます。完全なる引き出し役です。
チェンバレン選手はビルドアップにおいてパサーとしては基本的には参加しません。受けてとして立ち回ります。僕が初めに攻撃時に4-2-3-1と表現したのは、そのためです。
チェンバレン選手の大きな役割は相手のSBを引きつけることです。
そのため、基本的には高い位置にいる状況が多いです。
後ろでのビルドアップは2人が担ってくれているので、だいたいこのようなポジショニングになると思います。
このポジションは先ほどのサラー選手と非常に関係があります。
仮に先程のようにCFWがビルドアップのサポートに入り、サラー選手が中央に流れたとします。
この状況でフィルミーノ選手にパスが通り、前を向いたとしましょう。
その瞬間、相手の中盤が対応しそうだったので、チェンバレン選手にパスをしたとします。
この瞬間に相手のSBが対応してくると思われるのでSBの背後に大きなスペースができます。
その瞬間にサラー選手が背後に抜け出し、攻撃の起点となります。
今、紹介した流れはあくまでも、僕の勝手なイメージです。実際にそのような場面があったわけではありません。
つまり、チェンバレン選手の役割は中央に流れたサラー選手を動きやすくし、攻撃のバリエーションを増やす役割をしているなと個人的には考えました!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は最近リバプールを題材に南野選手に求められるのではないかと思われる適正能力について自分なりに考察してみました。今後の活躍に期待したいところです。
ブログを書き始めて半月以上経ち、ブログの分析を見てみると「不明な検索ワード」と言うものがあるのですが、これはサイト検索していただいたのに検索にかかる内容のワードがなかった事を意味しています。
僕としても何を検索したのだろう?と気になるところではあるのですが、僕の方では確認できないところがもどかしいところです。
是非、「こんな内容で書いて欲しい」などリクエストがあれば喜んで書いてみたいと思いますので、SNS、ブログにコメントをしてもらえたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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