こんにちは!今日もタクサカに足を運んでいただきありがとうございます。
やっと待ちに待ったチャンピョンズリーグが来ました。見たい試合がありすぎて間に合っていないのですが、もちろんマンチェスターシティ の試合は見逃せません!
今回は対戦相手がリーガを獲った王者レアルと言うこともあり注目度の高い試合だったのではないでしょうか??
と言うことで今回は【CLマンチェスターシティ vs レアルマドリード】について書いていきますので最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
フォーメーション
マンチェスターシティ 攻4-1-4-1 守4-3-3
レアルマドリード 攻撃4-1-4-1 守4-4-2
両者攻撃の陣形は4-1-4-1を採用した形ではあったが、今回の試合では守備戦術で差が出た試合だと感じた。
特にマンチェスターシティの4-3-3は圧巻でレアルに攻撃する猶予を与えなかった印象であった。
レアルを封じたマンCの守備
まず、最初に注目したいのはマンCの守備の仕方です。
最近の試合ではマンCは4-3-3の守備陣系を組むことが多かったと思います。4-3-3にすることで前線へのプレスを可能している印象でした。
マンCの4-3-3のポイントは、、、、
- WGの中間ポジションでCBへのプレッシャー
- ロングフィードの対応(SB &シャドウ)
- 3バック化にも対応
大きくポイントするとこんな感じでですね。
WGの中間ポジションでCBへのプレッシャー
まずは4-3-3の守備配置
立ち位置はこんな感じです。まず注目したいのはWGの立ち位置です。
マークした2人の選手です。前線からのプレスを可能にするためにこの2人が重要だと僕は考えます。この2人に求められる役割は、、、、
CBへの牽制&SBへのパスコースを消す
曖昧な位置をを取り、CBへのプレッシャーをかけます。CBに対し、SBへのコースを消すようなポジショニングをすると
このようにCBが配給するのを迷います。⚠️この時にボールサイド&逆サイドの選手もマンマークしないのが重要です。
あくまでもパスが出ないような位置を取ることでCBが迷います。
迷うと言うことはどんどんプレッシャーを受けると言うことになります。そうなるとCBがする決断はバックパスorロングフィードになります。
この中間ポジションは
- パスコースを防ぐ
- CBのドリブルにも対応可能
- SBにパス出されても後追いできる
絶妙なポジショニングをとることが必要になります。これによって相手の攻撃を防ぐことができます。
これがWGの中間ポジションです。
ロングフィードの対応(SB &シャドウ)
前線からのプレッシャーを受けるとCBはバックパスか前線へのロングフィードを選択するのですが、仮にCB→GKへバックパスしたとしても
同じようにプレッシャーを受けてロングフィードを選択する状況が多くあります。
そのため、次に考えなければいけないのはロングフィードへの対応です。
ロングフィードを展開する際、受け手の選手はプレスを受けにように相手から少し離れたポジションでボールを受けようとします。
この時にこのパスを通されてしまうと前線の3人のプレッシャーが無駄になってしまうので必ず対応しなければなりません。
その時にSBかシャドウの選手が対応することが必要となります。
この場面で言うとSBが前に出ます。
ロングフィードの場合受け手までの時間があるので、大体余裕を持って対応する時間はあると思います。つまりレアルからしたら蹴らされていると言うことになります。
この対応はロングフィードの場面だけでなく同サイドのパスでも同じような対応します。
図のようにSBが角度をつけて、パスを受けようとする場面があります。この場合FWが対応できない場合SBが前に出ることで同じように余裕を持たせないようにします。
この時にSBのスペースが空いていますが、このプレッシングをする上でそれは承知だと思うのでスライドでカバーできるようになっています。
仮にSBが対応できないくらい下の位置にポジショニングされた場合、変わりにシャドウが対応します。
SBに穴を開けることなくロングフィードに対応して攻撃をさらに防ぎます。
特にウォーカーは足が速いので守備範囲が広く右サイドのロングフィードはほとんど対応していた印象でした。
3バック化にも対応
上で紹介した2つの関係でプレッシャーを受けるレアル。あまりにプレッシャーを受けるのでMFがDFラインに入って余裕をもたらすしかありませんでした。
しかし、4-3-3に対して3バック化してもあまり怖くはありません。
3バックに対して3枚のFWが対面する&中盤が数的不利になる。これによって攻撃を阻害できたと考えています。
もちろん2CBで保持するよりは余裕があるので、そこからのロングフィードでチャンスを作る場面もありましたが
怖いようなシーンを多く作っていたかと言えばそんなことはなかったように思います。
あとで書くのですが、実際レアルのシャドウにいるクロースは中にポジショニングしていない事も多かったので中央を突破することはほとんどできなかったと思います。
3バック化にも対応していたのでレアルはさらに攻撃しにくかったように思います。
攻撃は戦術のオンパレード
今度はマンCの攻撃についてです。この試合のマンCは戦術のオンパレードでした!
0トップから偽SBなどマンCが得意とする攻撃を展開していたように思います。レアルは4-1-4-1からシャドウを出して4-4-2可変するシステムでした。
4-1-4-1に対して4-4-2の陣形は相性が良いので、マンCがビルドアップは0トップしなくても回りそう。
ですが0トップによってさらに攻撃をしやすくしていたと思います。
0トップ戦術
例えば、CBからCBにパスが出たとします。この時にサイドは同数になっています。
これでは、パスを出す場所がありません。この時に力を発揮するのが0トップです。
この状況で斜めに顔を出すことでパスコースを生み出します。
これでフリーでボールを受けることができます。これが今回の0トップ戦術です。
偽SB戦術
偽SBはほとんどウォーカーがしてました。
SBがうちに入ることでプレッシャーを受けにくくなってました。
例えばCBからのパスに対して、SHが対応してきた場合、、、
シャドウが流れて突破。
あるいは、、、、
0トップとのコンビネーションで突破。
あるいは、、、、
SBを引き出し突破など、方法はイメージ次第でいくらでもあります。これに対してレアルが対応するのは難しかったと思います。
攻守両方においてマンCのが良かったのかなと見てて思いました。
レアルの気になった攻撃ポジション
試合自体をマンCの目線で見ていたので、レアルの攻撃がどうだったとかはそこまで書けないのですが、1つ気になった攻撃のポジショニングがありました。
それはクロース選手のポジショニングです。
上で書いたのですが、レアルはMFが3バック化する場面が多くありました。
この時アンカーに位置するカゼミーロ選手は中央にポジショニングしていたのですが、一方でクロース選手はサイドにポジショニングしていました。
このようにサイドに流れてポジショニングしてました。僕的には非常に面白いポジショニングだと思いました。
なぜかと言うと、CBからパスが来たとしておそらくFWが対応してきます。
これに対して、SHがSBを止めればSBがフリーで受けれるのではないか?と思ったからです。
こんな感じで。しかし、実際の試合ではここに位置するクロース選手にパスが出ることはなかったと思います。シティの対応が良かったのもあるとは思いますが
それ以上に、周りのポジショニングは共通されていないのが大きいのではないのかと思いました。
実際はカゼミーロ選手との距離も遠いし、アザール選手も中央に存在するのでSBが前に出れてしまうのでパスが出なかったのかな?思いました。
けど、もし周りとの関係がもう少しもてたら攻撃の起点になったのではないかと思ったので僕は気になりました。
まとめ
やっぱり、CLはリーグ戦とは違い非常に面白いものですね。
Twitterなんかを見ているとアザール選手が消えているやミスによる敗戦など見ましたが、僕的にはアザール選手は良いポジショニングしていると思いました。
ただ、良いポジショニングしてもパスが供給されなければ意味がありません。
そのために戦術が必要なのです。
そういった意味でも、戦術的に優位にたったマンCに優位があったのかなと思いました。ヴァラン選手もミスをしましたが
それだけマンCのプレッシャーが良かったのだと思います。非常に面白い試合だったので楽しかったです。
まさか、再びこのマッチアップを見れるとは思っていませんでした 笑
この試合も楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ、コメントやSNSのフォロー&シェアお願いします!!!!
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